和歌山市の雑賀崎漁港で街頭演説を始める前に発煙筒のようなものが投げ込まれて避難していた岸田文雄首相は15日、JR和歌山駅前で予定通り演説を続け、事件について「先ほどの演説会場では大きな爆発音が発生した。私たちにとって大切な選挙を皆さんと力を合わせて、やり通さないといけない」と述べた。「この国の主役である皆さん一人一人に、自らの思いをこの選挙で示していただかなければならない、そうした思いで駆けつけさせていただいた」とも語った。