インドの首都ニューデリーで9日開幕したG20サミットには、岸田総理大臣やアメリカのバイデン大統領、それに中国の李強首相やロシアのラブロフ外相らが出席しました。
議長国を務めたインドは日本時間の9日夜、9日の討議を受けて採択された首脳宣言を発表しました。
この中で、ウクライナ情勢についてロシアを名指しで非難する文言はなく、「すべての国は領土の獲得のための威嚇や武力の行使を控えなければならない」としています。
また、「核兵器の使用や威嚇は容認できない」と明記しました。
一方、ウクライナ産の農産物の輸出をめぐる合意の履行をロシアが停止したことについて、合意の履行が必要だとしていて食料危機への懸念が広がる途上国や新興国への支援の重要性も強調しています。
今回のG20をめぐっては、ウクライナ情勢への言及をめぐって調整が難航していましたが、議長国インドが欧米とロシア、それにグローバル・サウスの国々の立場に配慮した内容とすることで、10日の閉幕を待たずに合意に至りました。
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