新指揮官を探しているイングランド・プレミアリーグの名門リバプールで元J1クラブ監督の待望論が出ている。
今季限りで名将ユルゲン・クロップ監督が退任し、後任選定を進めているリバプールは、ポルトガル1部で日本代表MF守田英正の所属するスポルティングのルーベン・アモリム監督(39)が有力候補として各メディアで報じられている。監督としては若手ながらも数々のタイトルを奪取し、欧州の舞台でも存在感を示している。
ただ、クラブ周辺ではまったく違う指揮官の名前が浮上している。英メディア「フットボール365」によると、リバプールOBで元スコットランド代表MFドミニク・マッテオ氏(49)は、元J1横浜Mの監督で同リーグのトットナムを指揮しているオーストラリア出身のアンジェ・ポステコグルー監督が最適な人材とし、指揮官の就任を熱望した。
マッテオ氏は「クロップの代わりを誰にするかというと、それはトットナムのポステコグルーでなければならない」とし「私はトットナムで最初のシーズンに感銘を受けました。チームの先頭に立って指揮する姿勢は素晴らしい。特にリバプールのようなクラブで必要とされている優秀な監督で、プレッシャーにも対処できる」と、元J監督を猛プッシュした。
ポステコグルー監督は昨季までスコットランド1部セルティックを率いており、今季からトットナムを指導している。経験も豊富とあって若手のアモリム監督よりも適任という見解だが、果たして誰が名門リバプールのタクトをふるうことになるだろうか。
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