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Thursday, July 4, 2024

「選手は責任の一端を負わなければならない」、本領発揮至らずもフォーデンは厳しい批判に晒される指揮官を擁護 ... - livedoor

低調なチーム同様に本領発揮に至らないイングランド代表MFフィル・フォーデンが、厳しい批判に晒される指揮官を擁護した。『ESPN』が伝えている。

開幕前には有力な優勝候補に挙げられていたイングランド。ここまではグループステージ首位通過に、ラウンド16でスロバキア代表を破ってベスト8進出と結果を見れば、順当にトーナメントを勝ち進んでいるが、肝心のパフォーマンスは低調の一言だ。

前述のスロバキア戦では前半半ばに先制を許すと、後半アディショナルタイムまで0-1のビハインドを背負う絶体絶命の展開に。その窮地でMFジュード・ベリンガムが決めた圧巻のバイシクルシュートで同点に追いつき、延長戦開始直後にFWハリー・ケインが決めた勝ち越しゴールで突破を決めたが、多くのイングランド国民は劇的勝利に歓喜するよりも、薄氷の突破に落胆する声が多く挙がっていた。

とりわけ、大会前のメンバー選考の段階から懐疑的な見方をされ、ここまでの4試合を通じても適材適所での起用、チームの最大値を引き出せないガレス・サウスゲイト監督の戦術、用兵に対する批判は非常に大きい。

そういったなか、スリーライオンズは6日に行われる準々決勝でスイス代表と対戦。その対戦相手は前ラウンドで前回王者イタリア代表を相手に2-0の完勝を収めており、現状のイングランドのパフォーマンスを鑑みれば、敗退に追い込まれてもおかしくない難しい対戦相手だ。

ここまでの全試合左ウイングでスタメン出場を続けながらも、マンチェスター・シティで見せていたパフォーマンスを見せることができず。消化不良の戦いが続くフォーデンは、この重要な一戦を前に自身を含め低調なパフォーマンスの責任は選手も負うべきだと持論を展開した。

「プレーヤーは責任の一端を負わなければならない」

「リーダーが集まって、なぜうまくいかないのか、解決策を見つけなければならない」

「実際、監督にできることは限られている。監督はチームをシステムの中に組み入れ、どのようにプレスするかを指示する。それがうまくいかない場合は、自分で解決しなければならない」

また、フォーデンはイングランドのプレースタイルがトレーニングの指示と一致していないと語り、サウスゲイト監督はピッチの高い位置でプレスをかけるよう指示していると付け加えている。

「ガレスには同情する」

「トレーニングで、彼は僕らに発破をかけ、よりピッチの高い位置でプレーするように指示している。個人的にも僕らはより主体的にプレッシャーをかけていく必要があると感じているよ」

「僕らは各自がリーダーにならなければならない。試合ではもう少し団結して解決策を考え出すこともできたはずだ」

「だから、確かに僕らは以前よりも話し合ってきた。試合でまた同じことが起きれば、僕らは団結して解決策を見つけ、どこが間違っているのかを見極め、自分たちのプレッシャーを調整することができるはずだ」

厳しい批判に晒されるサウスゲイト監督に寄り添う姿勢を示したレフティーだが、スイス戦では5戦目にしての本領発揮でチームをベスト4に導くと共に、指揮官を救うことはできるか。

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「選手は責任の一端を負わなければならない」、本領発揮至らずもフォーデンは厳しい批判に晒される指揮官を擁護 ... - livedoor

by ライブドアニュース編集部

この要約はライブドア社が開発したAIにより自動生成されたものです。実験的な機能のため、記事本文と併せてご確認ください。

ざっくり言うと

  • 英代表のフィル・フォーデンが、厳しい批判に晒される指揮官を擁護した
  • サウスゲイト監督はピッチの高い位置でプレスをかけるよう指示している
  • フォーデンは「プレーヤーは責任の一端を負わなければならない」と語った

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Wednesday, July 3, 2024

“全勝”スペインとの大一番へ…ドイツの10番ムシアラが意気込み「自信を持たなければならない」 - SOCCER KING

ドイツの攻撃を牽引しているムシアラ [写真]=Getty Images

 バイエルンに所属するドイツ代表MFジャマル・ムシアラが、スペイン代表との大一番に向けた意気込みを語った。3日、ドイツメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

 自国開催のEURO2024で28年ぶりの欧州制覇を目指しているドイツ代表。ユリアン・ナーゲルスマン監督の就任とトニ・クロースの代表復帰が奏功し、FIFAワールドカップカタール2022後の歴史的不振から脱却すると、開幕戦ではスコットランド代表を5-1で一蹴。その後の2試合を1勝1分で終えてグループAを首位通過し、ラウンド16ではデンマーク代表を2-0で退け、2大会ぶりのベスト8進出を決めた。

 準々決勝で対戦するのはスペイン代表。今大会はラミン・ヤマルやニコ・ウィリアムズといった若手が輝きを放ち、“死の組”とも形容されたグループBを3戦全勝で首位通過。ラウンド16ではジョージア代表に先制を許したものの、4ゴールを叩き込み鮮やかな逆転勝利を飾った。過去の対戦成績はドイツの9勝9分8敗。直近の対戦は1-1で引き分けたカタールW杯・グループE第2節となっている。

 自国開催の大舞台で「10番」を背負い、ここまで3ゴールを記録しているムシアラは「自国開催という事実は、僕たちにさらなる力を与えてくれる。国全体のサポートによって多くのことが可能になると信じているよ。僕にとっては大きな名誉だし、ここにいることができて本当に嬉しい。この国に誇りと喜びをもたらしたいと思っている」と前置きした上で、スペイン戦に向けた意気込みを次のように示した。

「難しい試合になるだろう。両チームともに決勝へ進むクオリティーを持っている。僕たちは互いに支え合い、この試合に勝てるという自信を持たなければならない。彼らにはチームに価値をもたらし得る危険な選手がたくさんいる。N・ウィリアムズ、ヤマル、そしてペドリは試合を決めることができる選手たちだ。しかし、僕たちのチームにもそのような選手はいる。だからこそ、自分たちに自信を持つ必要があるんだ」

 今大会屈指の完成度を誇る両チームによる準々決勝は、日本時間5日の25時(6日の1時)にキックオフを迎える。

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Tuesday, July 2, 2024

「審判のレベルをもっと上げなければならない」現場から見えた理由と対策 - タグマ!

日本サッカー協会の宮本恒靖会長が、テレビ東京系列のサッカー専門番組「FOOT×BRAIN」に出演。日本の審判のレベルアップについて語り話題となりました。

「審判のレベルをもっと上げなければならないというのは、日本サッカー協会もJリーグも感じているところなので『プロフェッショナルレフェリーの合宿みたいなもの』の回数を多くしたり、若いレフェリーをいかに育てるのかのところだったりも、やらなければいけない。」

放送が終わり、ネットで記事が掲載されると、多くのファン・サポーターが「審判のレベルをもっと上げなければならない」に共感を覚えました。

今回は「プロフェッショナルレフェリーの合宿みたいなもの」に密着し、日本の審判員の置かれた現状を考えました。浮かび上がったキーワードは「数字」「ブラック&ホワイト」「レベルアップ」「理解される」です。

瞬発力と持続力、二つの走力が必要とされる審判員

根拠は数字 厳しく評価されている審判員

「山下(良美)、坊薗(真琴)、手代木(直美)、この3人は男性の審判でも大変な数字を超えてくる。」

日本サッカー協会 審判委員長の扇谷健司さんは、ピッチでのトレーニングを見学しながら3人の審判員のアスリート能力の高さを強調して話しました。トップリーグの試合で主審が走行する距離は約13キロメートルといわれています。

J1で主審を担当する山下良美さん

コンマ1秒で合格ラインが設定されているフィットネステスト

あまり広く知られていませんが、審判員が高いディビジョン(カテゴリー)の試合を担当できるかどうかはテクニカルの評価に加え体力面が数字で評価されます。J1・J2・J3を担当するすべての主審と副審 は年に1度のフィットネステストをクリアする必要があるのです。

トレーニングを見学すると「審判員もアスリートだ」と感じる

フィットネステストの内容はスピードテストとインターバルテストの2つ。スピードテストとは406回を6. 0秒以内に走ること。インターバルテストとは75m走15秒+25m歩18秒を40回クリアすること。審判員には瞬発力と持久力の両方が求められるからです(副審のフィットネステストは距離とタイムが異なります)。

ちなみに、この数字は、2024年2月まで存在した「女子1級審判員資格」に求める数字よりもかなり厳しく、それが、Jリーグを担当する女性の主審が少ない要因の一つになっています。山下さんは主審の基準を、坊薗さんと手代木さんは副審の基準 をクリアしているのでJリーグを担当することができます。

審判アセッサーにより各試合のパフォーマンスが採点される

Jリーグ、WEリーグでは、各試合を担当する審判アセッサーが試合における審判員のレフェリングを10点満点で評価します。この評価点は審判員の育成・強化事業へ活用されるだけでなく、審判員が担当するディビジョンの決定や試合への割当等を検討する際の資料になります。

走行スピードを測定し指導に活用

試合を担当した審判員への指導に、審判委員会は具体的な数字を用います。実際の例として、このような指導もありました。

「フィットネステストのデータを参照すれば、あなたはこの時間帯でも時速○○キロメートルで走れるはずですが、このとき時速○○キロメートルで移動しました。その結果、適切なポジションへの移動が間に合わず、正しくPKかどうかの見極めをすることができませんでした。」

「ブラック&ホワイト」 逆にジャッジには黒と白とグレーがある

数字で管理・指導をしているのとは裏腹に、本来、ジャッジ自体は白黒で割り切れない曖昧なものなのですが、これまで多くの誤解がありました。

「最初のカードでこの試合の『カードの基準が決まる』」は誤解

例えば、日本サッカー界の伝説のようなものの一つに「最初に出されるイエローカードで、この試合のカードの基準が決まる」という言い伝えがあります。これについて扇谷委員長に聞いてみました。すると、その言い伝えは明確に否定されました。

「一つのジャッジで基準は決められないです。ファールにはいろいろな種類があります。タックル(トリッピング)、プッシング、ホールディング……それを一つのタックルで『これレフェリーはここまで大丈夫』と把握するのは、正直、選手も難しいと思います。」

サッカーの競技規則には「『ここからこっちがファールでここからこっちがノーファール』とは書かれていません」と扇谷委員長。審判員は「ブラック&ホワイト」という単語を使うことがあります。判定には黒と白、そして、その間に、どちらとも言い切れないグレーの領域が存在するという意味です。

日本サッカー協会 審判委員長 扇谷健司さん

多くが全会一致の結論に至らないジャッジをめぐるディスカッション

プロフェッショナルレフェリー(PR)が集まりJリーグで生まれたイエローカードを伴う難しいジャッジの事象の動画を見ながらディスカッションを行うと、その多くが全会一致の結論に至りません。ある反則を巡っては、知名度の高いプロフェッショナルレフェリー(PR)2名が、全く逆の見解を示したこともありました。

ペナルティエリア内の接触でPK判定とならなかったことが話題となった、ある試合の事象では、意見したプロフェッショナルレフェリー(PR)は全てノー・ペナルティと表明。その場に同席した報道陣からは逆に「PKではないか?」という意見もあり「PKか?ノー・ペナルティか?」でディスカッションは進みました。

しかし、ディスカッションの最後に、審判交流プログラムで来日中のダレン・イングランドさん(イングランド)がプレミアリーグで主審を担当する立場から「これは『クリアなシミュレーション』だ」と話しました。そのとき、カンファレンスルームがどっと湧きました。

プレミアリーグを観戦するファン・サポーターが求めるサッカー(フットボール)の面白味はJリーグを観戦するファン・サポーターが求める面白味と一致しない部分があるといわれています。そのためか、プレミアリーグの基準が身についているダレン・イングランドさんから全く異なる見解が現れました。この流れから分かるように、微妙な判定の多くは白か黒かを第三者が断定しにくいのです。

つまり、宮本会長の言う「審判のレベルをもっと上げなければならない」は「誤ったジャッジを減らす」という白か黒かの視点だけではないことがわかります。

審判交流プログラムで来日中のダレン・イングランドさん(イングランド)は東京ヴェルディvs名古屋グランパスでの好ジャッジが注目を集めた

より良いジャッジにするために必要なこと

かなり前置きが長くなりましたが、ここからが本題です。ここまでご紹介してきたプロフェッショナルレフェリーのコメントとディスカッションの様子は全て、宮本会長の言う「プロフェッショナルレフェリーの合宿みたいなもの」から書き出しています。正式にはプロフェッショナルレフェリー(PR)トレーニングキャンププロフェッショナルレフェリー(PR)トレーニングキャンプといいます。

プロフェッショナルレフェリー(PR)トレーニングキャンプの開催回数を増やしたい審判委員会

今回、取材をしたのは2024年6月19日と20日に高円宮記念JFA夢フィールドで行われたプロフェッショナルレフェリー(PR)トレーニングキャンプの1日目です。16時までカンファレンスルームでディスカッション。その後、ピッチに出て約60分間のトレーニングが行われました。

現在、審判委員会は、プロフェッショナルレフェリー(PR)トレーニングキャンプを1ヶ月に1回のペースで開催しています。これを、できれば2週間に1回程度に増やしたいと考えています。そしてプロフェッショナルレフェリーを増やしたいと考えています。

理由は日本の審判員のトップ・ポジションにあるプロフェッショナルレフェリーの技術レベル、体力レベルを向上させることです。そして、プロフェッショナルレフェリーの人数を増やすことで、大会レベルに合わせたトレーニングやディスカッションを経験する審判員を増やし、全体のレベルアップにつなげていきたいと考えています。

さらに良いジャッジをするために深く掘り下げられるディスカッション

アマチュア審判員によるレベルアップの限界

アマチュアの1級審判員の多くは、各自が仕事を持っているため、試合開催日以外の日にトレーニングキャンプに参加することが困難です。日頃から個々によるトレーニング(活動地域ごとの審判員による合同のトレーニングを含む)を実施しています。しかし、それでは、技術、体力両面ともレベルアップに限界があります。ファン・サポーターや監督・選手、そして、審判委員会が「レベルアップしましょう」と号令をかけても、トレーニングの質と量が向上しなければレベルアップのペースが早まりません。

仲間と支え合いトレーニングを続けるプロフェッショナルレフェリー

一緒に汗を流す仲間がいることで上がるトレーニングの強度

中村太さんは2022年からプロフェッショナルレフェリーになりました。以前のアマチュア時代と違い、プロフェッショナルレフェリー(PR)トレーニングキャンプで一緒にトレーニングできる仲間がいることでレベルアップを実感できると言います。

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