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Monday, May 13, 2024

岸田首相、広島サミットから1年を前に「核なき世界を目指す機運を再び盛り上げていかなければならない」 - 読売新聞オンライン

 岸田首相は10日、昨年5月に広島市で開かれた先進7か国首脳会議(G7サミット)から1年となるのを前に、読売新聞のインタビューに応じた。「サミットは各国のリーダーに被爆の実相に触れてもらう重要な機会だった。『核兵器のない世界』を目指す機運を再び盛り上げていかなければならない」と述べた。

 G7サミットは昨年5月19~21日に開催され、各国首脳が広島平和記念資料館を視察。「核軍縮に関するG7首脳広島ビジョン」が発出された。ウクライナのゼレンスキー大統領も参加したサミットについて、岸田首相は「多くの国のリーダーが、(ロシアなどの)力による一方的な現状変更は許さないという思いを共有できた」と語った。

 一方で、ロシアの核兵器による威嚇などが続く情勢に触れ、「核兵器を巡る現実は大変厳しい」との認識を示した。

 その上で「核なき世界」の実現を目指す具体的な方策として、各国の有識者らが核軍縮について議論する「国際賢人会議」の開催などを挙げ、「全ての取り組みの原点は被爆地を訪れてもらうこと。唯一の戦争被爆国として、しっかりリードしていかなければならない」と強調した。

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