日本を訪れている、UNHCR=国連難民高等弁務官事務所のグランディ難民高等弁務官が筑波大学で学生と意見交換し、パレスチナのガザ地区をめぐる大規模な軍事衝突について、「対立を乗り越え、国を超えて協力しなければならない」と訴えました。
茨城県つくば市を訪れたグランディ難民高等弁務官は、筑波大学で学生などと意見交換しました。
グランディ高等弁務官は2014年までUNRWA=国連パレスチナ難民救済事業機関の事務局長も務めていて、「ガザ地区で起きていることは、国々が結束せずにグループどうしで鋭く対立している現実だ。対立を乗り越え、国を超えて協力しなければならない」と訴えました。
学生からは日本の難民に対する姿勢についても質問が出され、グランディ高等弁務官は「日本は貧しい国を助けられる国なので人道支援を推進し続ける国であってほしい」と述べました。
意見交換のあと、ウクライナから避難してきた学生は、「難民はすべての国にとって重要な課題なので、いい議論ができてよかったです」と話していました。
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