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Tuesday, June 27, 2023

レバノンは大統領危機を自国で解決しなければならないと仏特使 - ARAB NEWS

  • ジャン=イヴ・ルドリアン氏は、レバノンの指導者らとの会談後、干渉はしないものの「いつでも支援するつもりである」と述べた
  • レバノンの野党指導者、サミール・ジャアジャア氏は、国際的な介入ではなく主権による解決を国は必要としている、という

ナジャ・フーサリ

ベイルート:フランスの大統領特使は、大統領不在の危機から抜け出せるよう支援するが、解決策は「レバノンの人々による」ものでなければならない、とレバノンの政治家に語った。

ジャン=イヴ・ルドリアン氏は、ベイルートへの2日間の訪問中、大統領選出の方法についてフランスは「何の提案も行っていない」が、フランスは「いつでも支援するつもりである」と述べた。

ルドリアン氏の訪問は、議会による新たな国家元首の選出が、12回目の失敗に終わった1週間後に行われた。ミシェル・アウン氏が後任不在のまま退任してから、8か月が経とうとしている。

ヒズボラとアマル運動はスレイマン・フランジェ氏を支持し、議会でキリスト教徒を代表する連合は元大臣のジハド・アズール氏を支持している。いずれも、候補者を選出するための過半数を確保することができていない。

ルドリアン氏の訪問2日目には、ナジーブ・ミカティ暫定首相、野党指導者でレバノン軍団のサミール・ジャアジャア氏、マロナイト教会のビシャーラ・ブトロス・アル・ライ総主教との会談が行われた。

ミカティ暫定首相の執務室は会談後に声明を発表し、レバノン政府が「必要な改革プロジェクトを完了し、国際通貨基金との予備協定を締結しており、議会でこれらのプロジェクトを承認することで、望ましい経済的および社会的解決策を推進することができる」と述べた。

総主教との会談後、ルドリアン氏は次のように述べた。「この危機を打開するためにレバノンの全政党と意見を交換し、レバノンが危機を克服するための希望となる改革政策の確立に励みます。

「私はあらゆる人々の意見に耳を傾けます。そして、この行き詰まりから抜け出す道を見つけるために別の者が続くでしょう」

21日にベイルートに到着したルドリアン氏に対し、ジャアジャア氏を含む数人のレバノン政治家は国の内政に干渉しないようにとの警告を発した。またヒズボラは、フランスが大統領官邸に望ましい候補者を据えたがっていると主張した。 

ジャアジャア氏は、22日の特使との会談を「探り合い」と表現した。 

「フランスには失礼ながら、我々は彼らの介入を望んでおらず、またイランの介入も望んでいません」と彼は述べた。「我々が望むのは主権国家としての決定です。大統領を選びたいだけなのです」

大統領不在の問題は、国際的な介入ではなく128人の国会議員を必要としている、とジャアジャア氏は会談後に述べた。

改革派のメルヘム・カラフ議員は、外国政党が再びレバノンの内政に干渉し始める前に、レバノン政府関係者は合理的に考え、行き詰まりを解決する必要があると述べた。

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