先月、『JRE折爪岳南第一風力発電所』の竣工式・現地視察に参加しました。
この発電所は当町・二戸・九戸の3市町村にまたがります。山の尾根づたいに計13基の風車があり、一般家庭約2万5千世帯分の電気を賄うことができるそうです。風車の柱の高さが84メートル(高森高原78メートル)、羽根が最高部に達すると地面から136.5メートルとなり、下から見上げるとその巨大さがよく分かります。
小倉隧道から南約1キロメートルほどの場所にある10号風車付近は、見晴らしが特に良く、他の風車や折爪岳周辺の山並みを広く見渡すことができます。風車の建設・維持管理のために作られた作業用道路が一般開放されており、誰でも眺望を楽しむことができます。秋の紅葉も素晴らしいそうですよ。
今回の発電事業は、ジャパン・リニューアブル・エナジー株式会社と東北電力株式会社が合同で手掛けています。昨年度、地域貢献の一環で町へ寄付をいただいており、これにより電気自動車1台を導入しました。現在、職員の通常業務で使用しているほか、災害時の避難所の電源確保や、各種イベントでも活用していきます。
発電所の運転は今後20年間続く予定です。私としては、発電所の立地は地元にとってメリットがあるものでなければならないと考えており、今後とも、発電事業者と意見交換を重ね、風力発電による利益が継続的に町へ還元されるように取り組んでいきたいと思います。
からの記事と詳細 ( 町長メッセージ:新たな風力発電所(広報いちのへ 令和5年6月号 ... - 一戸町 )
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