更新日:2023年05月01日
今回は消防士が火災時の活動で着用する「防火衣」の紹介をします。
「防火衣」は消防士が火災の中で活動するために着用するもので、生地は非常に分厚く3層構造になっており、耐火・耐熱の生地、透湿防止の生地、難燃性の生地で構成されています。
そして、その性能は1200度という高熱の炎に晒されても約40秒間耐えることができます。
また、火災が起きている建物内には、煙や有害なガスなどが発生しているため、普通に呼吸することが困難です。
その為、消防士は「防火衣」と一緒に「空気呼吸器」を着装することで、火災の中でも活動できるようにしています。
火災での活動において消防士の命を守ってくれる「防火衣」と「空気呼吸器」ですが、性能が凄い分少し重たくなっており、「防火衣」は7キログラム、「空気呼吸器」は13キログラムあり、合計で20キログラムにもなります。
そして、火災時の活動では常に20キログラムを身につけ、それに加えてホースや救助資機材なども携行しなければならないため、私達消防士は普段から体を鍛え、火災の中でも要救助者を助け、少しでも早く火を消すために訓練しています。
西分署にメールを送る
Adblock test (Why?)
No comments:
Post a Comment