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Tuesday, September 27, 2022

「帝国劇場」ビル再開発のため2025年に一時休館へ 建て替え後に再開予定「大千穐楽まで、どうぞ変わらぬご支援を」 - ORICON NEWS

 東宝は27日、取締役会を開き、「帝国劇場」を擁する「帝劇ビル」(東京・丸の内3丁目)の再開発を決議した。竣工から約56年を経過したなどを踏まえ「この度、共同所有する公益財団法人出光美術館(以下「出光美術館」)様及び隣接する「国際ビル」を所有する三菱地所株式会社(以下「三菱地所」)様と共同し一体的に建て替えることを決定いたしました」と発表した。

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 これに伴い「当ビル及び『帝国劇場』は2025年を目途に閉館する予定」とし、「新ビル並びに新劇場の施設計画やスケジュール、事業計画等の詳細につきましては、決定次第、改めてお知らせいたします」と報告した。 帝劇ビルの再開発は、東宝創立100周年に向けての成長戦略「TOHO VISION 2032 東宝グループ 経営戦略」の一環ともなる。不動産関連投資と演劇事業拡大における中心的な取り組みとして位置づけ、中長期的な収益基盤の強化を目指す。また、共同事業者である三菱地所や出光美術館と共に「有楽町エリアの魅力ある街づくり」にも貢献していく。

 現在の帝国劇場は、1911年に近代日本の文化芸術のフラッグシップとして開設された後、66年に建替え竣工した2代目。日本を代表する演劇・ミュージカルの聖地として多くのファンから愛されてきた。東宝は「建替え後のビルにおいても、お客様に愛される新たな『帝国劇場』の再開を予定しており、今後、その具体的な計画について、関係各位のご協力を得ながら検討を進めてまいります」とした。

 東宝演劇部も同日に「2025年 帝国劇場一時休館に関するお知らせ」を発表し、「当社演劇部が標榜する、“大衆性と芸術性の融合”のモットーの元、110年を超える帝劇の灯を絶やさず、輝ける未来に向かって進化する新帝劇をお客様にお届けすることが、私たちの大きな使命となります。現帝国劇場の2025年大千穐楽まで、どうぞ変わらぬご支援を賜り、新劇場の誕生をご期待くださいますよう心よりお願い申し上げます」と伝えた。

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