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Saturday, December 11, 2021

マドリーダービーに臨むアンチェロッティ「シメオネは全監督の望みを叶えた。私も彼みたいになりたい」 - Goal.com

Getty Images

レアル・マドリーは12日にラ・リーガ第17節、本拠地サンティアゴ・ベルナベウでのアトレティコ・マドリー戦に臨む。前日会見に出席したカルロ・アンチェロッティ監督は、ダービーマッチが普段の試合とは異なることを強調しつつも、自分たちが目指すべきものが勝ち点3であることに変わりはないとの見解を示している。

「この試合で争うものは? 勝ち点3だよ。もちろん、素晴らしいライバルとのダービーなのだから、エモーショナル面も存在する。全サポーターがこの試合を特別なものと捉えており、だからこそ両チームにはさらなるプレッシャーがかかることになるだろう。しかし順位表の上では勝ち点3があるだけであり、私たちは勝ち点3獲得のため、ファンに喜びを与えるためにプレーしなければならない」

また、ハムストリングに軽傷を負ったベンゼマについては、起用することができるようだ。

「良い形で練習に取り組んでいたし、起用可能だ。彼は出場するよ。来週復帰できるセバジョス以外は全員が練習に参加している。医療スタッフ、フィジカルコーチらの素晴らしい仕事ぶりは強調しておきたい。今のような時期に全選手が起用可能など、見事な働きとしか言いようがない」

アンチェロッティ監督は今季ラ・リーガを優勝すれば、イタリア、ドイツ、フランス、イングランドに続きスペインと、欧州5大リーグをすべて制覇するという史上初の快挙を成し遂げられる。

「勝ち取れるならば、ほかのタイトルと同じく価値を見出せるだろう。世界ではチャンピオンズが最も重要なタイトルだが、ラ・リーガだって同様に重要だ。一度も優勝できていないならば、そうするモチベーションは持っているということだ」

今回のダービーでは、どのようなプレーが鍵を握るのだろうか。

「私たちはどちらもカウンターを使う。私たちもアトレティコのように、そのための選手たちを擁しているんだ。この試合ではセットプレーが重要になる可能性があり、意識していなくてはならない。アトレティコはとても強い相手で、良い試合になると思っている。どちらのサポーターも歓迎すべき一戦にね」

アンチェロッティ監督はまた、現在のマドリーがやや引いて守り、速攻を仕掛けるチームであるとの見解を示した。

「無論、誰であってもボールを保持して、90分間相手陣地でプレーする攻撃的フットボールを好むだろうが、そうすることはできない。相手がいることだし、擁する選手たちの特徴にも依存することだ。私たちは中央からやや後ろで守備をすることを快適に感じている。より前でプレッシングを仕掛けるときには、バルベルデかカマヴィンガが入ることになる」

その一方で、今年の年末にアトレティコを率いて10年目を迎えるシメオネ監督についても言及している。

「彼はアトレティコを欧州最高のクラブの一つとした。重要なタイトルを勝ち取り、今も完璧な形でそうしたことを成し遂げている。シメオネが実現していることは、全監督が求めることにほかならない。長い年月にわたって一クラブにとどまり、その印を刻み付ける……私もシメオネみたいな経験ができることを、長い間クラブにとどまることを願っている」

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