河野太郎行政改革・規制改革担当相は17日未明、首相官邸での記者会見で、組閣や内閣改造後の「初閣議」の後、各閣僚が首相官邸で順番に記者会見する慣例に激しい疑念を示した。記者から「規制改革に向けたスピード感」を問われた際に、「例えばこの記者会見も、各省に散ってやれば今ごろみんな終わって寝てますよね。それを延々ここでやるのは前例主義、既得権、権威主義の最たるものだ」と指摘した。「こんなものさっさとやめたらいいと思います。ぜひご協力をいただきたい」と訴えた。
組閣や内閣改造の際、閣僚は官邸で首相からの「呼び込み」を受けた後、皇居での認証式を経て正式に就任する。その後、首相会見、初閣議、官邸内の階段での記念撮影などを終えた後、順番に官邸の記者会見室で会見する。首相会見が夕方や夜となることが多く、閣僚会見は深夜に及ぶ。この日は最初の加藤勝信官房長官の記者会見が始まったのは16日午後11時前で、河野氏の会見開始は17日午前1時を過ぎていた。【田辺佑介】
からの記事と詳細
https://ift.tt/2E8hp7M
日本
No comments:
Post a Comment