警察は、釧路市内の交差点で設置されていなければならない補助標識が欠落していたため、本来、交通違反をしていないドライバーを誤って取り締まっていたと発表しました。警察は今後、違反金の還付や違反点数の取り消しなどの措置を取ることにしています。
道警釧路方面本部によりますと、補助標識が欠落していたのは釧路市春日町などを通る道道と市道が交わる５差路の交差点です。
この交差点では、右折を禁止する標識がありましたが、一緒に設置されていなければならない規制時間を示す補助標識が欠落していたため、本来、右折が禁止されていない時間帯にも交通違反の取り締まりを行っていたということです。
警察によりますと、昭和５６年に右折を禁止する標識を設置したということですが、補助標識がいつから欠落していたかは確認できないということです。
誤って取り締まりをしていたのは、記録が残る平成２６年１月から合わせて１６件にのぼるということで、今後、違反金の還付や違反点数の取り消しなどの措置を行うことにしています。
道警釧路方面本部交通課の立崎昌宏次席は「深く反省しおわび申し上げます。今後は道路標識の設置や更新の際に、標識と規制内容が合っているかを十分確認するなど再発防止に努めます」と話しています。
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August 12, 2020 at 04:53PM
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