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Saturday, May 2, 2020

9月入学制の議論にわかに熱 「国際標準に」「休校中の学び確保を」 沖縄でも注目 - 沖縄タイムス

 新型コロナウイルスの影響で学校の長期休校を余儀なくされる中、9月入学制の議論が熱を帯び始めた。政府内では「早くても来年9月」との声もある中、沖縄県教育庁は国の動きをにらみながら課題の洗い出しに着手。学生や保護者からは、国際標準に合わせた9月入学を評価する向きがある一方、目の前の課題である休校中の学習や子どもの居場所の確保を求める声も上がる。

休校中の教室(イメージ写真)

休校中の教室(イメージ写真)

休校中の教室(イメージ写真)

 9月入学は安倍晋三首相が4月29日の衆院予算委員会で「前広にさまざまな選択肢を検討したい」と発言。全国知事会も同日の会議で国民的議論が必要との意見で一致した。

 金城弘昌県教育長はこうした動きを受け、制度が変更になった場合の課題をまとめるよう担当課に指示。「制度は国が決めるが、社会全体に関わる話。国民全体で考えなければ難しい」と話す。

 那覇市内の50代の男性高校教員は「これほどの長期休校は数十年の教員生活で初めて。9月入学の話が出ているが、今は休校中に生徒がどう学習するかを考えるので手いっぱいだ」と本音を明かした。

 学生からは9月入学に前向きな意見が上がる。フィリピンに短期留学の経験がある那覇国際高校3年の大兼梨奈さん(17)は「留学がしやすくなり、海外の教育と足並みをそろえられる」と賛成の立場。制度を切り替える場合、学生生活を含めてさまざまな影響が考えられるが「この先数十年のことを考えると、代償は小さいと思う」と話した。

 中学1年生の娘がいる沖縄市の40代女性は「制度が変わるかどうか分からないが、もし今年9月の入学となれば、今の休みはさらに長くなる。中学生はまだいいが、小学生などの家庭は日中の世話や家庭学習が大変では」と休校長期化に伴う家庭の負担を心配する。同時に「留学の環境が整うなどメリットを考えれば、賛成できる」と前向きな考えも語った。

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May 03, 2020 at 04:25AM
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