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Sunday, April 5, 2020

エレベーター 特注型か標準型かは「定員」で分かる(NIKKEI STYLE) - Yahoo!ニュース

日本に現在、およそ75万台のエレベーターがあります。毎年2万~3万台作られています。取り壊すものもあるので毎年、1万台前後増え続けています。

東京ですと渋谷に代表される大規模な再開発事業で超高層オフィスビルが次々に開業しています。エレベーター業界も活況に沸いているのでしょうか。もっとも業界の方に聞くと、「建設ラッシュは大都市だけで地方はそれほどでもない」といい、日本全体では安定成長のようです。

■標準型と特注型

値段は大きく標準型と特注型の2つに分かれます。渋谷の新しいオフィスビルのような大規模な高層ビルに入っているものは特注型です。オーダーメードなので値段はバラバラ、1台1億円以上するものがほとんどです。一方、標準型はJIS規格で決められたサイズです。
15階建てくらいまでは、この標準型のエレベーターが設置されていることが多い。日本にあるエレベーターの8割がこの標準型です。エレベーター内の「定員」のところを見て、「1000kg以内」だったら標準型になります。それ以上大きくなると特注型で、値段も高くなります。

■標準型は1000万円

標準型の値段はどれくらいでしょうか。例えば6階建ての新設マンションに納められるエレベーター(積載量600kg、9人乗り、分速60メートル)で1千万円です。特注に比べて、決まったサイズなので大量生産もしやすいため大幅に安い。
基本的なエレベーターの値段の方程式容量+スピード+階床(何階建てか)+工事費用
実はこの工事費用が、ここ数年で大きな社会的課題になる可能性があります。エレベーターって機械ですよね。法定耐用年数が17年とされている。実際にはもう少し長持ちして大体25年くらいが寿命とされます。25年たつと、交換が必要になります。
建物は25年経ってもまだまだ使えますからエレベーターのリニューアルは必須です。基本的に新築より、リニューアル時のほうが工事に手間がかかります。建物が出来上がっているわけで、利用者もいます。場合によっては、壁を壊したりする必要もあるかもしれません。その分費用は膨らみます。
元々値段の高い特注型の場合、交換費用も高額になることが予想されるため、大規模マンションなどでは大きな管理上の課題です。

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