13日投開票の台湾総統選を左右する〝失言〟となるのか。最大野党「中国国民党」の馬英九前総統が、中国の習近平国家主席を「信用しなければならない」と述べた。有権者が国民党への警戒感を高める可能性がある。選挙戦では与党「民主進歩党」の頼清徳副総統を国民党の侯友宜新北市長が猛追しているが、侯氏側は味方に足を引っ張られた形だ。
馬氏は2008年から16年まで総統を務めた。中国に近く、現在も党内で影響力を維持している。
8日、ドイツメディアの取材に応じた馬氏は「(中台)両岸問題では(習氏を)信用しなければならない」と発言した。さらに中国と台湾の統一についても「受け入れられる」と述べた。
中国と距離を置く民進党に対し、国民党は中国との民間交流など関係改善を掲げつつも、中国が主張する「一国二制度」による統一には反対で、「現状維持」を打ち出している。党の立場から踏み込んだ馬氏の「親中」発言は大きな物議を醸した。
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