- ジャーナリスト保護委員会によると、イスラエルとパレスチナの過激派組織ハマスの戦争が10月に始まって以来、少なくとも63人のジャーナリストやメディア関係者(パレスチナ人56人、イスラエル人4人、レバノン人3人)が殺害された
パリ:米国政府は、イスラエルとハマスによる戦争中、ガザ地区から報道するジャーナリストを保護する必要性を常に主張していく、とアントニー・ブリンケン国務長官が12日、フランス通信社に宛てた書簡の中で述べた。
AFPをはじめとする国際的なメディアグループが10月下旬、ブリンケン長官に書簡を送り、戦争勃発以来数人が死亡したガザ現地のジャーナリストの保護への協力を要請していた。
ブリンケン長官は、「米国はこれまでイスラエルや他のすべての国に対し、ジャーナリストは危害から守られなければならないと強調し続けてきましたが、引き続きそうしていく所存です」と述べた。
また「我々は武力紛争中のジャーナリストの保護を明確に支持し、犠牲となった方々に対し哀悼の意を表するとともに、負傷した方々にお見舞い申し上げます」
ジャーナリスト保護委員会によると、10月にイスラエルとパレスチナの武装組織ハマスとの間で戦争が始まって以来、少なくとも63人のジャーナリストやメディア関係者が殺害されており、その内訳はパレスチナ人56人、イスラエル人4人、レバノン人3人となっている。
また、AFPや他のメディアグループはブリンケン長官に対し、10月7日のハマスによる攻撃への報復としてイスラエル軍がガザ地区を砲撃する中で、職員のガザ地区からの避難への協力も要求した。イスラエルの発表によると、10月7日のハマスの奇襲で1200人が死亡し、約240人が人質に取られた。
イスラエルは10月9日、ガザ地区との境界を完全封鎖した。
「引き続き、米国市民をはじめとする外国人がガザ地区から安全に出られることが我々の最優先事項であることに変わりはなく、エジプトや国連、イスラエルと協力し、彼らが安全にガザ地区から脱出できるよう働きかけています」とブリンケン長官は記した。
左派を中心とするフランスの議員約100人は11日、ガザ地区に取り残されたAFPの記者が確実に出境できるよう、あらゆる努力を行うことを求める書簡をエリザベット・ボルヌ首相に送った。
ハマスが運営する保健省は12日、ガザ戦争が始まってからの死者数を1万8412人に更新し、そのほとんどが女性と子どもだったとした。
AFP通信
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