2023年8月31日
旭化成株式会社
旭化成株式会社(以下、当社)は、2023年8月1日、2日、一般財団法人 経済広報センターが主催する「教員の民間企業研修」に協力し、京都市および高槻市教育委員会より、小中学校や特別支援学校の教員の方8名を受け入れ、当社守山製造所にて研修を実施いたしました。
本研修は、1983年より始まり、学校教員の方に企業事業活動に対する考え方や実務内容、人材育成 やSDGsへの取り組みなどについて理解を深めていただき、その体験を子どもたちへの教育や学校運営などに活かしていただくことを目的として、実施されています。当社は、本研修に2009年から協力しております。
1日目は、旭化成グループの人財理念、人財育成や守山製造所の事業概要、労働安全、環境保全への取り組みについて説明した後、安全教育訓練センターにて、工場内で実際に起こりうる、転倒、手指切創、転落、3つの危険をVRで体験いただきました。
2日目は、守山製造所の事業活動に深く関係している「水」をテーマとした生物多様性保全活動の場である「もりビオ」(ビオトープ)で、絶滅のおそれがある淡水魚「ハリヨ」の生息域外保全活動や、企業および地域協働でのトンボの保全活動を見学いただいた後、地元の小中学生の皆さんを対象に実施している「中空糸膜ろ過実験」の授業を体験していただきました。また、旭シュエーベル(株)守山工場にて、ガラスクロスの製造現場を見学し、ものづくりの現場を体感していただきました。
参加した教員の方々からは、以下のような、多くの感想をいただきました。
- サステナビリティに対する考え方、目的意識等がしっかりしていると感じた。持続可能な教育とは何かを考えるきっかけとなった
- 学校現場では、子供たちの自己肯定感を高める、個性を伸ばすことがとても大切。それを実現するために、旭化成の多様性を受け入れる、コミュニケーションを大切にする姿勢、社員の人それぞれが得意分野で仕事をしている点は、とても参考になり大きな学びとなった
- 話をしてくださった皆さんが、旭化成で働くことに誇りをもっている方ばかりだと感じた。自分も、これから教育実習生を受け入れる際に、学校の先生という職業に誇りを持ち仕事をしている姿を見せて、次世代教員の育成をしていかなければならないと強く思った
- 安全教育が印象的だった。そこで働くことにとって、もっとも重要なことは何かがよくわかった。目の前の人を大切にするということを、改めて心に刻むことができた
当社は、この研修が、学校教育現場の充実のために役に立つことを願っております。
1日目の様子
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守山製造所の事業概要について説明
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安全教育訓練センターを見学
2日目の様子
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ビオトープ「もりビオ」を見学
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製造所内の水路には魚が生息
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さまざまな飲料を中空糸膜でろ過して、前後の違いを観察
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実験結果について説明
以上
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