アメリカの公民権運動指導者で、ノーベル平和賞受賞者でもある、キング牧師ことマーティン・ルーサー・キング・ジュニア氏。非暴力抵抗運動の先頭に立ってたたかい、志半ばで凶弾に倒れましたが、やはりハートの大きい男は言うことも違うのだな、と感銘を受けました。
キング牧師は6歳のころに初めて人種差別を経験して以来、学生のときも、社会人になっても、周囲の心ない言動に幾度となく苦しめられてきたといいます。そんな中でも諦めず、非暴力主義を貫きながら運動を進め続けた彼。きっと心底つらい思いをしたときも、自分の胸にこの言葉を言い聞かせながら明日を信じて生きていったのではないかな、と勝手ながら思っています。
失望したときや落胆したときって、大げさでなく、目の前が真っ暗になったり、何の気力もわかなくなったりしますよね。でも、それも「有限」だと思うと、少しだけ楽になれます。
長い人生の中で、失意の底に身を沈めるときが訪れてしまうかもしれませんが、「失望は有限、希望は無限」。そう唱えて顔を上げれば、光が見えてくるはずだと信じたいです。(横)
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