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Saturday, July 29, 2023

岩佐歩夢、16番手スタートから7位入賞。8台をオーバーテイクし、2 ... - Honda.Racing

7月28日(金)に行われた予選は開始早々激しい雨に見舞われ、コンディションが大きく変化しました。ピット位置の関係でコースインが遅れた岩佐歩夢は、アタック途中の強雨によりタイムを出すことができず、予選16番手に終わっています。これにより岩佐はスプリントレース、フィーチャーレースともに8列目16番手からのスタートとなってしまいました。

29日(土)も降雨の予報でしたが、スプリントレースが開始されるころには雨が上がり、ほぼドライコンディションとなりました。また、降雨のためF2前のF1スプリントシュートアウトが大幅に遅れたためF2スプリントレースも35分遅れとなり、午後2時20分、気温20℃、路面温度27℃でフォーメーションラップがスタートしました。フォーメーションラップのスタート時に1台がストールしストップ。それによって複数マシンのスタート手順に問題が起こり、フォーメーションラップはやり直し。レースは1周減算され17周となります。好スタートを切った岩佐はポジションを上げ1周目を14番手で終えると、2周目にケメルストレートで前車をオーバーテイクし、その周に上位車がトラブルでピットインしたため12番手となりました。このトラブルでコース整備が必要となり、セーフティカーが導入されました。

5周目にレースが再開され、6周目に前車に迫った岩佐はケメルストレートでオーバーテイクを決めて11番手。7周目にも同様にオーバーテイクし10番手にポジションを上げました。ペースの優る岩佐は9周目にはストレートエンドからシケインの進入でオーバーテイクを決めて9番手となります。

レース後半になり、前車との差を詰めてさらに上位を狙う岩佐は、15周目のケメルストレートでオーバーテイクし8番手となり、入賞圏内に順位を上げました。さらに7番手に迫る岩佐は、最終ラップの最終シケインで果敢にインを突き、いったんは前に出ましたが、ややオーバーシュート気味になったところで2台は並び、相手にアウト側で粘られ僅差先行されて8番手でフィニッシュしました。レース後、上位車に技術違反があり岩佐は7位に繰り上がり、2ポイントを獲得しました。

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