大崎事件再審請求 弁護団「高裁決定は絶対取り消しを」 原口さんは96歳に 鹿児島[06/17 19:00]
殺人罪などで服役した原口アヤ子さん(96)が再審=裁判のやり直しを求めている大崎事件を巡る動きです。弁護団は、再審開始を求めて行った最高裁判所への特別抗告について、17日、記者会見を開きました。
1979年に大崎町の牛小屋で当時42歳の男性が遺体で見つかった大崎事件では、殺人の罪などで服役した原口アヤ子さん(96)が一貫して無実を訴え、裁判のやり直しを求めています。
4回目の再審請求で、弁護団は「事故死」とする新証拠などを提出しましたが、福岡高裁宮崎支部は今月、「有罪判決を覆すに足りる証拠ではない」などとして、裁判のやり直しを認めない決定を出しました。
不服とした弁護団は今月12日に最高裁に特別抗告し、17日、記者会見を開きました。
(弁護団 鴨志田祐美事務局長)「今回の高裁の決定は最高裁で絶対取り消されなければならない。再審開始が認められなければならない」
原口さんは15日、96歳の誕生日を迎え、弁護団は17日、原口さんの入院先を訪れ、激励したということです。
(弁護団 鴨志田祐美事務局長)「(高裁決定が)取り消されて再審が認められるから、それまで元気でいてほしいとアヤ子さんの顔を見て説明すると、首を起こしてうなずいた。意味するところは分かってくれたと思う」
大崎事件の4回目の再審請求は今後、最高裁へ審理が移ります。
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