「ダラス・モーニングニュース」が提言…見返り候補に20、21年ドラ1ら挙げる
昨オフに5億ドル(約745億円)以上を補強に費やしながらア・リーグ西地区4位に沈んだレンジャーズ。低迷打開策として、地元紙「ダラス・モーニングニュース」はエンゼルス・大谷翔平投手の獲得を進言している。
記事は、MLB公式サイトによるプロスペクトランキングでエンゼルスが断トツ最下位で、レンジャーズが6位であることに言及。レンジャーズは2021年ドラフト1巡目指名のジャック・ライター投手、2018年2巡目のオーウェン・ホワイト投手、2020年1巡目のジャスティン・フォスキュー内野手、19歳で今年のドラフト4巡目のブロック・ポーター投手をトレード候補として検討すべきだとし、またはMLBプロスペクト100人に入る6選手のうち、4人を放出することも考えておくべきと述べている。
また、プロスペクトだけではなく大谷に相応の金額を支払える球団でなければならないと指摘。それはドジャース、ヤンキース、メッツ、レッドソックスであり、予算とファーム両方でトップ15にランクインしている球団はこの4球団の他にレンジャーズとロッキーズと述べている。
レンジャーズはドジャース、ヤンキース、メッツほど資金力はないと説明する一方で、各球団には“課題”があるとも。ヤンキースはアーロン・ジャッジ外野手の去就について「解決しなければならない」とし、メッツの予算はメジャートップで既に上限に到達しているかもしれないこと、ドジャースについては、エンゼルスのミナシアンGMが同地域でトレードすることに抵抗を感じるかもしれないと解説している。
そして、レンジャーズの4つの課題――1.エース格の投手・4番打者・レフト。2.レイ・デイビス(オーナー)にチケット売上に貢献できる選手を渡す。3.ファンに本物のスーパースターを与える。4.エンゼルスを驚きで瞬きさせる理由を与える――を大谷の獲得によって解消できると主張。「デイビスオーナーは負けることに飽きて、勝ちたいと感じている。財布を出すときがきた」と論じている。
(Full-Count編集部)
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