8月19日(金)アメリカ東部時間19時【日本時間20日(土)8時】から行われているニューイングランド・ペイトリオッツ戦で、カロライナ・パンサーズのヘッドコーチ(HC)マット・ルールはクオーターバック(QB)を交代でプレーさせるアプローチをとろうとしている。
ペイトリオッツとの合同練習の後、先発組が参加しないことになっている中で、QBベイカー・メイフィールドとQBサム・ダーノルドもプレシーズン第2戦には出場しない。そのため、バックアップQBのP.J.ウォーカーとマット・コラルがレップスを分け合うことになる。
ルールHCは単に先発の座を争っているとされているクオーターバックたちを出場させないだけではなく、ウォーカーとコラルをローテーションで投入しようとしているようだ。
チーム公式サイトによると、ウォーカーは第1および第3クオーターでプレーし、コラルは第2および第4クオーターでプレーする予定とのこと。
ルールHCは次のように話している。「2つの側面がある。2人ともできる限り同じメンバーで、同じレシーバーたちとプレーしているところを見たい。そうして、一貫性を持たせる。その後に第3グループとプレーしているところを見ることで、ある程度の一貫性を持たせることができる」
「2つ目は、これは(攻撃コーディネーター/OCのベン)マカドゥーのアイデアであり、彼の見解なのだが、バックアップクオーターバックは即座に試合に出る準備ができなければならないものであり、ウオームアップの機会を十分に得ていなくても優れたプレーをしなければならない。今回は彼らにそのシミュレーションをさせるものだ。ウオームアップしてクールダウンして、出場して熱くなる。そうしようと考えている」
実際に、パンサーズがクオーターごとにローテーションを組む計画をしているのであれば、それはクオーターバックに“即座に試合に出る準備ができている”状態を強いることにはならないのではないと指摘できる。今回はクオーターバックがいつ試合に出場するのかを明確に分かっている状態だと言えるからだ。ただ、ここではこれ以上言及するのをやめておこう。
プレシーズン初戦でメイフィールドとダーノルドが下がった後、大部分で出場していたウォーカーは好調な様子を見せていた。ただ、このベテランはロースタースポットを確保できない可能性が高い。それでも、控えの選手を確保しなければならない別のクラブで仕事の機会を得るためにプレーするのだ。多くのチームは時に先発も任せられるバックアップとして、投球能力と捕らえにくさを誇るウォーカーを使うことができる。
今回のペイトリオッツ戦の第1クオーターで良いプレーを披露することが、ウォーカーにとってはレギュラーシーズン序盤にロースター入りを果たすカギとなるかもしれない。
一方のコラルは先週に行われたワシントン・コマンダースとのプレシーズン初戦で苦戦を強いられていた。最初のパスは成功させたものの、そこから8回連続でパスインコンプリートとなっている。また、コマンダースの3、4番手の選手に圧倒されている様子だった。
コラルはレギュラーシーズンを通してベンチで過ごす可能性が高いため、残りのプレシーズンでできる限りの活躍をしなければならない。コラルはペイトリオッツ戦で出場する2回のクオーターで進歩を見せる必要がある。
【RA】
からの記事と詳細 ( パンサーズ、プレシーズン第2戦でQBウォーカーとコラルをローテーションで投入へ - NFL日本公式サイト )
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