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Friday, July 29, 2022

感染急拡大 県立中央病院では患者の受け入れ体制に影響|NHK 香川県のニュース - nhk.or.jp

感染の急拡大が、医療機関での診療体制に影響を及ぼしています。県立中央病院では、医療従事者の感染などが相次ぎ、患者の受け入れ体制が整わなくなっているとして、8月1日から5日まで、患者の入院を延期させることになりました。

県立中央病院によりますと、医師や看護師などおよそ1200人いる医療従事者のうち、28日午後5時の時点で、45人が新型コロナウイルスに感染したり、濃厚接触者にあたって自宅待機となったりして、業務にあたれなくなっているということです。

このため、病院は患者の受け入れ体制が十分に整わないとして、8月1日から5日までの間、急を要しない手術を延期して予定していた患者の入院を延期させると発表しました。

病院では350床ほどが稼働していますが、この影響で80人程度は入院が延期になる見通しで、28日から個別に連絡をとり、改めて調整を進めていて、今後の感染状況によっては、期間をさらに延期する可能性もあるとしています。

一方で、救急患者の受け入れなどには、現時点では影響がないとしています。

県立中央病院の秋山浩章事務局長は、「やむをえないとはいえ、予定していた入院や手術を延期しなければならないことは心苦しく思っている。安定的な医療体制確保のため、一次的な措置にご理解をお願いしたい」と話していました。

【県内の検査キット事情は…】
新型コロナ対策をめぐり、政府は感染の急拡大で発熱外来が受診しづらくなっていることから、症状のある人が自分で検査できるよう、発熱外来や薬局などで、抗原検査キットを無料で配る方針を示しました。

香川県も政府の具体的な計画が示されれば県内で対応できるか検討する考えで、医師会など関係機関から県内の状況の情報を集めています。

県内では29日の時点で、374の医療機関が発熱外来を設けていますが、受診する人が急増しているクリニックも出ています。

県は無症状の人を対象に、薬局や医療機関などで無料検査を行っていますが、今後は検査キットが確保できないところが出るおそれもあるということです。

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