覚醒剤を使用した罪などに問われていたアイドルグループ「KAT−TUN」の元メンバー・田中聖被告に、名古屋地裁は20日、執行猶予付きの有罪判決を言い渡しました。
田中聖被告(36)は今年1月、名古屋市中区のホテルで覚醒剤を所持していたほか、使用した罪などに問われ、起訴内容を認めていました。
これまでの裁判で、検察側は「仕事に集中できる効果などを求めた動機に、酌量の余地はない」などとして懲役2年を求刑。
弁護側は執行猶予付きの判決を求め、田中被告も「2度とこんなことがないよう自分を見つめ直す」などと話していました。
20日の判決で、名古屋地裁は「違法薬物に対する抵抗感が然程あったとは思われず、依存性の高さがうかがわれる」としながらも、「二度と違法薬物に手を出さないとの言葉を信じる」として、懲役1年8カ月・執行猶予3年を言い渡しました。
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