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Wednesday, February 9, 2022

『嫌われる勇気』著者、失敗を繰り返す部下の「隠された目的」 - 日経ビジネスオンライン

 昇進して課長になったものの不安な「わたし」が、アドラー心理学を研究する哲学者の「先生」に、リーダーとしての悩みを打ち明け、戸惑いながらも、成長していく――。

 本連載では、ベストセラー『嫌われる勇気』(ダイヤモンド社)の著者である岸見一郎氏の新刊『叱らない、ほめない、命じない。―新しいリーダー論』から、エッセンスを紹介しています。

 ある若いメンバーが、ミーティングの資料をいつも期日までに用意できずに困っているという、わたし。それに対して、先生は、リーダーは部下を教育しなければならないが、その前提として、ありのままの部下の存在を認めなければならないと指摘した。

 「その若いメンバーの言動には、よい意図がある」「若いメンバーは、仕事や会社のことを真剣に考えている」と信じなくければならないという、先生の言葉にうなずきながらも、どこか納得のいかないところが残る私は……。

※ 以下、太字が「わたし」からの問いかけ、細字が「先生」の返答です。

(構成/小野田鶴)

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