テレビ朝日は10日、取締役会を開き、亀山慶二社長(63)の同日付での辞任の申し出を受理した。会社経費の私的使用などの不適切行為が確認されていたという。社長職は早河洋会長(78)が兼任する。
同社によると、亀山氏は社長に就任した令和元年6月以降、放送権の獲得をめぐって方向性の違いがあったスポーツ局長を指揮命令系統から外そうと考え、議論や日常的なコミュニケーションをせず、局内の混乱や職場環境の悪化を招いた▽昨年11月にスポーツイベントのためと偽って出張し、業務と関係がない会食やゴルフなどの費用約60万円を経費として清算した▽私的な贈答品や宅配代金など約5万円を経費で支払ったほか、社用車を使い頻繁に私的外出した-といった不適切な行為があった。
昨年8月以降に同局の社員らによる不祥事が連続で発覚したことを受け、12月から検証委員会が調査していたところ、スポーツ局統括でもあった亀山氏のこうした行動が分かったという。現在も調査は継続中としている。
同社によると、亀山氏は約65万円を返還する意向を示し、「テレビ朝日の役職員、ステークホルダーの皆さまに大変なご迷惑をおかけしたことを、おわび申し上げます」と述べているという。同社も「心よりおわび申し上げます」などとコメントしている。
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