中国の高級品市場に詳しい米国のサイト、ジンデイリーは24日、「高級ブランドが中国の『萌え』トレンドに飛び乗らなければならない理由」とする記事を掲載した。
中国紙・環球時報(電子版)によると、中国の高級品市場に詳しい米国のサイト、ジンデイリーは24日、「高級ブランドが中国の『萌え』トレンドに飛び乗らなければならない理由」とする記事を掲載した。
記事はまず、中国語の「萌(Meng)」は、無邪気で子どものような魅力を持っているものに対する流行表現であり、日本の「カワイイ(kawaii)」現象と同様に、中国の萌文化は、若い世代がキュートでティーン向けのファッションスタイルを好むことを示しているとした。
その上で、「萌文化はぜいたく品とファッションの美学に浸透し始めている」とし、イタリアの高級ブランド、グッチ(Gucci)が昨年、日本を代表する漫画「ONE PIECE(ワンピース)」とコラボしたのに続き、今年1月には日本の国民的キャラクターのドラえもんとコラボしたこと、さらに同月にはフランスのルイ・ヴィトン(Louis Vuitton)や英国のバーバリー(Burberry)も中国の旧正月に向けたコレクションでこの「競争」に加わったことを取り上げた。
そして、「中国の成長する萌文化はブランドにとって広範囲にわたる影響がある」と指摘。「萌文化は若い消費者の感情的なニーズを意味する」「カワイイを新たな魅力とする文化的傾向は、中国や東アジアの市場をはるかに超えた世界的な傾向になりつつある」ことを挙げ、「萌文化が次の活況を呈するファッショントレンドになると言うのは時期尚早かもしれない。だがサブカルチャー以上のものとして中国や他の地域に浸透し続けている」とした。(翻訳・編集/柳川)
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