じつは、漫画家の三田紀房さんもその一人だ。漫画家仲間に誘われて17年ほど前にゴルフを始めると、すぐに100切りを達成。1年半後には91を出したものの、スコアはそこで止まってしまい、ベストスコアはいまも91のままだという。4、5年前からはボールが左に曲がるようになり、最近は100を切るのもままならないそうだ。
そこで今回、『世界標準のスイングが身につく科学的ゴルフ上達法』シリーズがベストセラーとなっている板橋繁コーチに臨時指導を依頼。短期集中レッスンをおこない、G1メソッドによるスイング改造に取り組んでいただいた。
果たして三田さんのスイングは、どのように変化していくのか。計4回に渡って、レッスンのようすをレポートする。
(取材・文/水品 壽孝)
「いままで習ってきたことは何だったの!?」
板橋 最近はどんなことにお悩みですか?
三田 4、5年ぐらい前から、急激に左に曲がるようになりました。曲がり出すと止まらず、1日中左に行ってしまう感じです。ドライバーが左45度の方向に飛び出し、そのまま隣のホールに飛んでいってしまうこともあります。
板橋 ほとんどのアマチュアゴルファーがたどる道ですね。ゴルフを始めた当初はスライスで悩み、手を返してボールをつかまえにいくようになると、左に引っ掛けが出るパターンだと思います。
三田 これまで何人かの先生のレッスンを受けましたが、ある先生から、「体の正面で手を返して打つように」と教わりました。「フェイスを開いて、閉じる」と、口を酸っぱくしていわれたのです。先生のいうことは素直に聞かなきゃと思うタイプなので、それを一生懸命やろうとしていたら、どんどんおかしくなってきちゃった(苦笑)。
板橋 手を返してボールをつかまえにいくと、タイミングによって方向性がバラツキます。また、手打ちになるため、体のエネルギーを効率的に使えず飛距離も出ません。典型的な日本人ゴルファーのスイングです。
いまの世界標準のスイングのキーワードは、ノーリストターンとハンドファースト。手を返してクラブヘッドを振ってはダメで、つねにグリップがクラブヘッドに先行します。ダスティン・ジョンソン選手やブルックス・ケプカ選手、ローリー・マキロイ選手をはじめ、世界のトップ選手たちはみな、「ノーリストターン&ハンドファースト」のスイングを実践しています。
三田 板橋さんの『世界標準のスイングが身につく科学的ゴルフ上達法』を読ませていただきましたが、過去に教わってきたこととは“真逆”のことが書いてあり、ビックリしました。「いままで習ってきたことは何だったの!?」という感じです。
板橋 G1メソッドはいま、世界で主流になっているスイングを、やさしく身につけるための方法です。G1メソッドを実践すれば、必ずスイングは変わります。では、さっそくレッスンを始めましょう!
まずはワッグルから
第一回目のレッスンがおこなわれたのは、三田さんの自宅地下にある練習場。実際に存在するコースのロケーションそのままにプレーでき、打球の球筋や飛距離も確認できるゴルフシミュレーターが設置されている。
板橋コーチはまず、何もアドバイスをせずに、いままでのスイングで三田さんにボールを打ってもらった。使用クラブは7番アイアン。ボールは最初から左に打ち出され、フック気味にフェアウェイの左に飛んでいく。三田さんが悩んでいるという「引っ掛けボール」だ。
三田さんのスイングを見た板橋コーチが最初に指摘したのは、「スイングのカタさ」だった。
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October 11, 2020 at 04:07AM
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『ドラゴン桜』三田紀房が「世界標準のスイング」体得に挑戦!(三田 紀房,板橋 繁) - 現代ビジネス
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