声優としても活躍中の鈴村健一(月~木曜)と俳優の山崎樹範(金曜)、フリーアナウンサーのハードキャッスル エリザベスがパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「ONE MORNING」。8月5日(水)放送のコーナー「リポビタンD TREND NET」のテーマは「お盆の帰省をめぐって政府内でズレ……」。元経済産業省の官僚で制度アナリストの宇佐美典也(うさみ・のりや)さんに話を伺いました。
8月のお盆の時期を目前に控えるなか、政府内では新型コロナウイルスの感染対策上、“帰省をどうするか”という議論をめぐり、ズレが生じています。西村康稔(にしむら・やすとし)経済再生担当大臣が「慎重に考えないといけないのではないか」と表明する一方、菅義偉(すが・よしひで)官房長官は「帰省を制限する・しないの方向性を述べたものではない」と話しました。 * * * 鈴村:このようなことが、どうして起こっているのですか? 宇佐美:両者の発言に、そこまで大きな食い違いはないと思います。政府の帰省に対する基本的な姿勢というのは、「積極的に帰ってくださいというものではないけど、やめるほどではない」というくらいの振れ幅があります。実際、西村大臣も「県をまたぐ移動を一律に控えてとは言っていない」と発言しています。 状況の変化のスピードが激しいので、そういう答弁というか、記者とやり取りをする際に官僚が応答要領=カンペを作るのですが、その調整が追い付いていないので、ブレて映ってしまっているのだと思います。そういう意味では、官僚機構が相当疲弊しているのではないかと思いますね。 鈴村:そういう発言というのは、「合わせましょう」と言って調整するものなんですか? 宇佐美:調整しますね。事前に関係省庁の間で(応答要領を)回して、「この辺の表現はこういうふうに統一しましょう」と(内容確認を)おこなうのですが、その時間がないのだと思います。 鈴村:なるほど。西村大臣の発言によって、“お盆の帰省は控えたほうがいい”という空気が広がっています。宇佐美さんはどのようにお考えですか? 宇佐美:帰省自体を控える必要はないと思うのですが、みんなが同じ時期に帰ろうとすると、過密状態が生まれる可能性は必然的に高くなります。密になる状況を避けるために、“時期をずらせるか?”という調整を、なるべく会社とおこなったほうがいいと思います。それは、政府に言われたからというよりは、自分のためにも検討したほうがいいのではと思います。 鈴村:ここでリスナーからメッセージが届いています。 「帰省したい人はしてもいいと思いますが、小さい地域でみんなが帰省を断っているなかで、『あの家の子だけが帰ってきた……』などと言われて、差別に繋がる可能性があるということだけは覚えておいてください」 このように、“帰省した人が悪い人”となってしまう状況は避けたいですよね。 宇佐美:そうですね、「東京から来たぞー!」というウワサが広まってしまうのは事実としてあるので、そういう意味でも、やはり調整が大事になると思います。 鈴村:帰省に関する一定の指針があればいいんですけどね。僕個人としては、今回の帰省は諦めました。自分が両親に感染させてしまう可能性は0ではないので。ただ、いろいろ検討した結果、帰省をする判断をした人が悪いというような差別が生まれてしまうことだけは避けなければならない。政府側から「帰省はやめましょう」という要請が出ていないので、帰省する人・しない人……それぞれの事情や考え方を尊重してほしいと思います。この状況は誰かが悪いわけではなく、コロナが悪いという状況をあらためて考え直していこうと思います。 (TOKYO FM「ONE MORNING」8月5日(水)放送より)
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August 10, 2020 at 10:15AM
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コロナ禍の帰省…「“帰省した人が悪い人”と差別される状況は避けなければならない」元経産省官僚の見解は?(TOKYO FM+) - Yahoo!ニュース
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