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Tuesday, July 28, 2020

【獣医さんに聞く】飼い主さんが注意しなければならない「ペットの抜け毛」対策(サライ.jp) - Yahoo!ニュース

取材・文/柿川鮎子 夏毛に代わるこの時期は、ペットの抜け毛の多い時期でもあります。毛が抜けるのは自然なこととはいえ、この時期だからこそ、飼い主さんが注意しなければならないヘルスケアのポイントがあります。今回はひびき動物病院院長岡田響先生にペットのいる家の抜け毛対策について教えていただきました。

ペットの被毛の基本知識

犬の被毛は犬種によって差があります。様々な環境で人と犬が生活するために犬種を作出してきた歴史があります。寒冷地で過ごす犬種では、ダブルコートといって、見えている被毛の毛の下に、保温のための下毛(アンダーコート)が生えています。 一方、シングルコートの犬種は下毛が生えていません。ヨークシャーテリアやパグ、マルチーズなどはオーバーコートという上毛だけで体が覆われているため、寒い時期は保温するためにウエアを着用する機会が増えます。 猫にもシングルコートとダブルコートがあり、シングルの代表はシャム、ソマリなど。ダブルの代表はスコティッシュフォールド、アメリカンショートヘア、ロシアンブルーなどです。 犬も猫も春と秋に気温の変化に合わせて毛量を調節し、気温に合わせた体温調節を行うために換毛します。今の時期は夏の熱中対策のために、自然に下毛が抜けます。 岡田先生によると、「毛の構造の基本形をみると、皮膚の毛根から斜めに生えている太い毛が1次毛(オーバーコート)です。その1次毛を取り囲むように細い2次毛(アンダーコート)が2~20本程度、1次毛を囲むように配置して生えています。 アンダーコートは一定の時期になるととてもたくさん抜けます。そういう点から、ペットショップなどでは“アンダーコートがない犬のほうが毛が抜けにくいので飼いやすい”と勧められることもあるようです」と教えてくれました。

換毛期は栄養バランスに配慮

では実際、ペットに換毛が見られたらどうしたらよいのでしょう。岡田先生によると、「換毛時期だからこそ、栄養や体調を注意深く見る必要がある」と訴えています。 「毛を維持するには栄養が必要になります。犬や猫の毛は1本あたり1日平均して約0.3ミリメートルほど伸びます。全身には小型犬でも100万本以上の毛があるため、1日トータルすると1頭あたり300メートル程度の長さの毛を作っている計算です。 毎日、約300メートルの被毛をつくるために、エネルギーとバランスのとれた質の良い栄養が必要なことが、容易に想像できますね。 普通の状態で約300メートルですから、換毛期はもっとたくさんの被毛を作らなければいけません。もちろん、個体差はありますが、体力的な負担が大きくなる子がいてもおかしくはないし、普段から栄養バランスが悪い子では、換毛期に皮膚のトラブルを併発したり、元気がなくなることがあるかもしれません。 ですから、普段の食事内容や、食欲あるなしの確認が大切になります。普段から栄養バランスの良い子は、ぱっと見ただけでも、被毛がつやつやしていることが多いのです」と岡田先生。

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