マイナーチェンジで独自の空力デバイスも進化
ホンダの純正アクセサリーを担当するホンダアクセスは、過去に「Modulo(モデューロ)」ブランドのアイテムを開発してきたことでスポーツチューニングに関する独自の知見が蓄積しています。
そうしたノウハウをコンプリートカーで表現した「モデューロ X」シリーズの最新作が、ベース車「ホンダ フリード」のマイナーチェンジから半年余りでマイナーチェンジした「フリード モデューロ X」。モデューロ Xは独自チューンのサスペンションと、ホンダアクセスが“実効空力”と呼ぶエアロデバイスを特徴としています。
テストコースで走り込んで開発された完全オリジナル形状のフロントバンパーの、サイドや下面に配置された3つのフィンが、旋回性能や直進安定性、そして乗り心地まで改善しているとか。
また、外観は専用アルミホイールや、サイドやリアのロアースカートでドレスアップ。専用のLEDフォグライトやフロントビームライトといったアイテムも相まって、コンプリートカーらしい雰囲気を醸し出しています。
インテリアではプライムスムースとスエード調の専用ブラックシート、ディンプルレザーを使った専用ステアリングホイール、そしてロゴ入りフロアカーペットマットなどで演出しています。
モデューロ XはFFのみで4つのタイプを設定。1.5Lガソリン車の6人乗りが295万200円、7人乗りが297万2200円。同じく1.5Lのハイブリッドは6人乗りが325万6000円、7人乗りが327万8000円となっている(いずれも消費税10%込み)。
プラス70万円にコンプリートカーの価値を見出せる人向け
さてこの価格、標準的なモデルと比べると、どれだけプラスになっているのでしょうか? ハイブリッド6人乗りの「G」グレード(256万1900円)と比較してみると、価格差は69万4100円ということになります。
モデューロ Xはパワートレインには手を付けないので、15インチアルミホイール、フロントフルバンパー、サイドとリアのアンダースポイラー、スポーツサスペンション(純正形状)、シート地張り替えといったドレスアップ中心となり、少し割高に感じられます。同じ予算であればインチアップも狙えそうだし、サスペンションも車高調が選べそう。
ただし、ホンダアクセスが実際にテストコースで確認して作り込んだ“実効空力”性能を、イメージ優先で名ばかりのエアロバンパーと同列で比較するのはふさわしくないかもしれません。空力を前提としたサスペンションチューンや、タイヤの装着サイズや銘柄など、すべてがバランスされた状態であることを考えれば、安易にハイグリップタイヤを履き替えるなどのカスタマイズがNGだということも理解できます。
そうした開発費用や取り付け工賃に相当するコストも車両価格に含まれていると考えると、約70万円高の価格設定も妥当なのかもしれません。コンプリートカーならではのトータルバランスに価値を認める人が選ぶべきモデルといえそうです。
文:山本晋也(自動車コミュニケータ・コラムニスト)
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June 08, 2020 at 09:55AM
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フリード モデューロ XがMC。標準車と70万円の価格差は妥当なのか?(carview!) | 自動車情報サイト【新車・中古車】 - carview!
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