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Sunday, June 7, 2020

ダイヤモンド・プリンセス号からの陽性者受け入れミッションをどう果たしたか? 前線に立った医師たちの奮闘(BuzzFeed Japan) - Yahoo!ニュース

新型コロナウイルスの集団感染が起きたクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス号」から客を降ろす時、無症状の陽性者を全面的に受け入れた当時開院前の藤田医科大学岡崎医療センター。突然決まったミッションに、現場の医師はどのように対応したのか。藤田医科大学救急総合内科教授の岩田充永さんにお話を伺った。※インタビューは6月4日午後にZoomで行い、その時点の情報に基づいている。【BuzzFeed Japan Medical/岩永直子】

日曜日に連絡があり、月曜に受け入れ決定

ーー岡崎医療センターの受け入れが突然決まった時は、驚きました。内部ではどんな感じで決まったのですか? もちろん、驚きました。実はクルーズ船の陽性者がどんどん増えている問題は、うちの救急のスタッフたちもずっと気にしていました。 ちょうど4月に岡崎医療センターの開院も控えていたので、「こういうところに避難することもあるかもしれないよねえ」という話をしていたこともあったんです。 まさか実現するとは思いませんでした。本当にこんなことがあるんだという感じです。

ーーいつ頃連絡があった感じなのですか? 2月16日、日曜日の午前中に、厚生労働省から藤田学園の理事長に連絡があって、月曜日に受け入れを正式に決定する会議を開くとその日の午後に聞きました。 断るならすぐ断るはずなので、受けるのだろうなと想像しました。その時から頭で段取りを始めたのです。こういう場合はどうするか、という想定問答を、知らせを聞いた時から頭の中で始めていました。 ーー例えば、どういうことが問題になりそうだなと想定されていたのですか? まず、どこに陽性者を入れて、院内のゾーニング(ウイルスがいるところといないところを分けること)をどうするかということです。 これについては、日曜日から感染症科の土井洋平教授とメールでやりとりしながら、「院内のゾーニングは土井先生が担当ですね」と相談していました。 クルーズ船で活動していた医療チームとも連絡を取り始めました。 岡崎医療センターは開院前で治療はできなかったので、体調が悪化した患者を他に転院させなければならないこともありますから、救急車を使わなければいけません。消防や保健所、現場の大黒ふ頭との連絡を取るのは、災害医療でやることと似ています。 僕は救急で、DMAT(災害派遣医療チーム Disaster Medical Assistance Team)の資格もあるので、DMAT的な対応を担当する。土井先生は院内の感染管理の担当ということで、協力して対応しなければならないのだろうと、頭の中でシミュレーションを始めていました。 ーー実際に決まったのは月曜日ですか。 そうです。17日月曜日の午後に土井先生と岡崎医療センターに初めて入りました。どこに本部を置き、どこを受け入れる方の居住スペースにするのか、見て回りました。 クルーズ船から来た人たちがどこから入って、どのように居住スペースに入ってもらうか導線の確認もしたのです。

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