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Tuesday, June 2, 2020

在宅勤務で熱中症リスク増加も。コロナ禍の夏は、いつもより気を付けなければならない理由(BUSINESS INSIDER JAPAN) - Yahoo!ニュース

一部の地域ではすでに梅雨入り。 関東でも、日々蒸し暑さが増してくるこれからの季節。新型コロナウイルスの感染対策とともに気をつけなければいけないのが熱中症だ。 【全画像をみる】在宅勤務で熱中症リスク増加も。コロナ禍の夏は、いつもより気を付けなければならない理由 外出などを控える、感染対策としての「新しい生活様式」での暮らしは、一見すると熱中症リスクは低そうだ。しかし、外に出ないことでかえってリスクが高まる側面もある。 日本気象協会で「熱中症ゼロへ」プロジェクトのリーダーを務める曽根美幸さんと、帝京大学医学部で救急・集中医療を専門とする三宅康史教授に、新しい生活様式ならではの熱中症リスクについて話を聞いた。

熱中症になるとどうなる?

私たちの体の奥深くの温度は、さまざまな仕組みによって37℃程度に維持されている。 例えば、体温が上がれば自然と汗をかくが、この汗が蒸発したときに熱が奪われ、体温が下がる。 また、暑くなると皮膚の近くにある毛細血管が広がる。皮膚の近くの血管に運ばれてきた熱い血液は、外気で冷やされ体の奥深くへと戻っていく。これも体温を下げることにつながる。 汗をかいたり、毛細血管を拡張させたりするのは、自律神経の働きによるものだ。 しかし、気温が高すぎると、皮膚の近くにある毛細血管を介して熱を体の外に逃しにくくなる。さらに、湿度が高く風も弱いと、汗が蒸発しにくくなるので、体に熱が留まりやすくなってしまう。 また、暑さから汗をたくさんかくと、体から水分や塩分などが失われ、脱水状態になってしまう。脱水状態になると血液の量も減るため、血のめぐりを利用した体温調整の効率も落ちてしまう。 加えて、血液の量が減ると、脳や肝臓などさまざまな器官に血液が十分に行き渡らなくなるため、意識を失うなどの機能障害が起きたりすることもある。塩分濃度の低下は、筋肉のけいれんも引き起こす。いわゆるこむら返りだ。 こういった一連の症状があらわれるのが、熱中症である。

子どもや高齢者、既往歴がある人は薬の影響で熱中症になりやすい

特に熱中症になりやすいとされているのは、体温調節の機能が十分に発達していないうえ、体が小さく、保有している水分の少ない子どもや、同じく体温調節の機能が衰え、体内にある水分も少なく、さらに体調の変化に気づきにくい高齢者だ。 ただし、働き盛りの年代でも、糖尿病や高血圧、心不全、内分泌疾患、精神疾患、広範囲の皮膚疾患などの既往歴のある人は熱中症リスクが高いことが知られている。 「これらの病気を抱えている人たちは、体温調節があまりうまくできない状態といえます。また、心臓疾患のある人は普段から水分や塩分制限を行ったり、利尿薬を飲んだりしています。精神疾患の人の中には汗を抑える作用のある薬を飲んでいる人もいます。持病を悪化を防ぐための薬や生活習慣が、結果的に熱中症リスクを高めてしまう側面もあります」(三宅教授) 既往症がなくても、肥満傾向にある人はもちろん、運動不足だったり、生活リズムが乱れていたり、普段あまり汗をかいていないような人は、体温調節の機能がうまく働きにくく熱中症リスクが高いといえる。

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