日本サッカー協会の田嶋幸三会長は新型コロナウイルスの感染が広がる中、今月末に国内で予定されている東京オリンピック世代の強化試合について「見通しは非常に厳しい。決断しなければならない時期に来ている」と話し、近く開催の可否を判断する考えを示しました。
東京オリンピック世代の日本代表は今月27日に京都府亀岡市で南アフリカ、30日には福岡市でコートジボワールとの強化試合を予定しています。
しかし、新型コロナウイルスの感染が広がる中、対戦相手の南アフリカのサッカー協会から感染拡大の状況を問い合わせる文書が届くなど開催がどうなるか注目されてきました。
田嶋会長は女子の日本代表「なでしこジャパン」が遠征しているアメリカで取材に応じ、東京オリンピック世代の強化試合について「見通しは非常に厳しい。決断しなければならない時期に来ている」と話し、近く開催の可否を判断する考えを示しました。
そのうえで、FIFA=国際サッカー連盟などが強化試合と同じ時期に予定されているワールドカップアジア2次予選の試合を延期する方針を発表したことに触れ、「オリンピック世代の強化に集中できる。どのような形で強化できるか、技術委員会で話している」と述べました。
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March 06, 2020 at 12:02PM
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サッカー協会 田嶋会長「強化試合の可否 近く判断」 - NHK NEWS WEB
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