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Sunday, March 24, 2024

「大谷翔平は成長しなければならない」水原一平氏解雇でロサンゼルス・タイムズ紙が指摘「大谷の沈黙が臆測招く ... - 中日新聞

 ドジャースは20日(日本時間21日)、大谷翔平選手の通訳を務めた水原一平氏を解雇。米複数メディアが、違法なスポーツ賭博に関与していたと報じた。米連邦捜査局(FBI)の捜査により、大谷の口座から違法ブックメーカーへの資金流出が判明。大谷の弁護士は、口座から数百万ドルに及ぶ資金が盗まれたと主張している。

ドジャース・大谷

ドジャース・大谷

 地元紙ロサンゼルス・タイムズのディラン・ヘルナンデス記者は21日、「水原一平の暴露を経て、大谷翔平は成長しなければならない」との見出しでコラムを寄稿。「大谷はこれまでのように他人に頼るのではなく、成長して状況をコントロールする必要がある」と説いた。

 「少なくとも、矛盾する談話はチームの広報担当の問題を生んだ。アスレチックスのダラス・ブレーデン解説者が『ひょっとしてギャンブルをしていたのは大谷自身で、水原氏は『いけにえ』だったのではないか』と思うほどに、状況は悪かった。大谷の沈黙が臆測を招いたのだ」

 「矛盾する談話」とは、米スポーツ専門局ESPNによる水原氏のインタビューだ。19日は「(大谷に昨秋)借金返済を依頼すると、大谷自身がパソコンを操作し、ブックメーカーに送金した」「もちろん、彼(大谷)はハッピーじゃなかった。『手助けするけど、もう二度としないように』と言われた」と語った。

 だが、大谷サイドはこれらのコメントを否定。翌20日になると、水原氏は「自分がうそをついていた。大谷は自分のギャンブルや借金、その返済について何も知らなかった」と前日の発言を完全に撤回した。

 また、前出のブレーデン解説者は20日、X(旧ツイッター)で2つの可能性を示していた。「シナリオ1。一平は下手なギャンブラーで、大谷との関係があった幸運から大金の支払いが必要になったときも大丈夫だった。大谷は兄弟分の借金をきれいにすることで違法行為に限りなく近づき、その結果、弁護士が大谷を守るために割って入った」

 「シナリオ2。一平は大谷とブックメーカーの仲介者だった。一平に賭けの指示をし、一平を使ってギャンブルをした。大負けすると大谷自身がブックメーカーに支払うのは完全にアウトだから、一平を泥棒に仕立て上げなければならなかった。ということは、われわれが調べなきゃならないのは、一平か他の誰かが大谷の口座にアクセスできたのかどうかだ。一平は『いけにえ』になった」

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