ジョナス・メカス展『われわれは理想主義者でなければならない - Be idealistic -』が3月1日から読売ランド前・粟津邸で開催される。
グラフィックデザイナー・粟津潔の住まいであり仕事場だった粟津邸が会場として選ばれたのは、粟津邸が竣工された1972年にメカスが発表した映画『リトアニアへの旅の追憶』の日本版ポスターを粟津が手がけたことや、アメリカに発った潔の息子・ケンがニューヨークで『メカスの難民日記』翻訳者の飯村昭子と出会い現在まで交流を続けていること、『メカスの映画日記』装丁を手がけた編集者・植田実と粟津邸設計者の原広司、作品貸し出し元のギャラリー・ときの忘れものの間に交友関係があることなどの縁からだという。
同展ではジョナス・メカスによる写真とシルクスクリーン作品約15点に加え、粟津潔作品と関連資料を紹介。ジョナス・メカス作品は全て購入できるという。オープンは金、土、日曜のみ。入場料1,000円。
3月16日には『リトアニアへの旅の追憶』、17日には『いまだ失われざる楽園、あるいはウーナ3歳の年』を16ミリフィルム上映。
3月23日には『粟津邸からアヤクーチョの風が吹く』としてイルマ・オスノがケチュア語で歌うライブを開催。ギターを笹久保伸が担当する。
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