【ＭＬＢ】公式サイト、山本由伸は「新たな打者を研究するだけでなく、文化の違いにも適応しなければならない」 - サンスポ

ブルペンで力投するドジャース・山本由伸＝アリゾナ（撮影・蔵賢斗）

米大リーグ、ドジャースは９日（日本時間１０日）、アリゾナ州グレンデールでキャンプインし、新加入の山本由伸投手（２５）は初日からブルペンに入り、変化球も交えて２１球を投じた。ＭＬＢ公式サイトはこの日、大きな注目を集めた山本について「ヤマモトはどのようにメジャーリーグに適応するか」との見出しで速報した。

記事は「ヤマモトの受賞歴は彼の年齢では前例のないものだった。２５歳の投手は日本のプロ野球で、昨季までの３シーズン連続で勝利数、防御率、日本版サイ・ヤング賞に相当する沢村賞の３冠に輝いた。その間、彼は４９勝１６敗、防御率１・４４、５８０奪三振を記録した」と輝かしい実績を紹介した上で、「しかしながら今、山本は世界最高のリーグと地球上で最も優れた打者に適応しなければいけない。だからこそ、メジャーで投げる前に３億２５００万ドル（約４６１億円）の契約を結ぶことにはリスクがある。しかし、ドジャースは彼の年齢が持つ将来性と才能にそのリスクを背負う価値があると判断した」と報じた。

また「山本は新たな打者を研究するだけでなく、文化の違いにも適応しなければならない。彼はこれまでアメリカに長期滞在したことがなく、５人ローテーションで登板した経験もない。ドジャースは可能である限り、先発投手に１日多く休養を与える傾向があり、それは山本にとって助けになるだろう。スプリングトレーニングは、山本にとって異国の地で新しいチームメートと打ち解けるための重要な時間となるだろう」と伝えた。

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