ブレントフォードのトーマス・フランク監督は、1月の移籍マーケットでチェルシーやアーセナルが獲得を目指していると噂されるアイヴァン・トニーの残留に自信を持っているようだ。
トニーは昨年の5月に、賭博規則違反でプレミアリーグから8カ月の活動停止処分を受けた。この処分は今年の1月で終了となるため、早ければ現地時間1月20日に行われる、プレミアリーグ第21節ノッティンガム・フォレスト戦で復帰する可能性がある。トニーとブレントフォードの契約は残り18カ月となり、今冬の移籍マーケットではチェルシーやアーセナルといったビッグクラブが獲得を目指している。
トニーが1月以降もブレントフォードに残るのか尋ねられたフランク監督は「端的に言えば、答えはイエスだ」と語り以下のように続けた。イギリス『TNT Sports』が伝えている。
「彼はブレントフォードの選手だ。我々は数人の攻撃的な選手を欠いているし、なぜ彼を売らなければならないのか理解できない。もしオファーに関して私が提案できるとしたら、(彼を獲得するには)信じられないほどの金額でなければならない。だから彼はここに残るだろう」
現在プレミアリーグで5連敗中で16位に位置するブレントフォードは、FWのブライアン・エンベウモをケガで欠いており、コンゴ民主共和国代表のヨアン・ウィッサはアフリカネイションズカップに出場するため前線の枚数が手薄となる。
昨シーズン、プレミアリーグで33試合に出場し、20ゴールを奪ったストライカーの残留を願うフランク監督は「私たちは明らかに厄介な状況にあり、できるだけ早く抜け出したいと思っている」と語った。
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