バイデン米大統領は13日、イスラエル軍が地上侵攻を強めるパレスチナ自治区ガザ北部で複数の病院が攻撃に遭っていることを受け「懸念を表明する。病院は守られなければならない」と強調した。ワシントンで記者団に述べた。

バイデン氏は「病院に対する行き過ぎた行為を減らすべきだ」とし、イスラエル側と連絡を取り続けていると説明した。イスラム組織ハマスの拘束下にある人質の解放を目指し、ガザでの戦闘休止に関する交渉も進めていると語った。

サリバン大統領補佐官(国家安全保障問題担当)は13日の記者会見で、人質解放のためには1日数時間の戦闘休止では不十分だと強調。「それよりも長い数日間の戦闘休止を望む」と述べた。(共同)