今週末に控える“エル・クラシコ”に向けた心境を語ったシャビ監督 [写真]=Getty Images
バルセロナを率いるシャビ監督が、今週末に控えるレアル・マドリードとの“エル・クラシコ”に向けた心境を明かした。25日、スペイン紙『アス』が伝えている。
先週末のラ・リーガ第10節アスレティック・ビルバオ戦に勝利したバルセロナは25日、中2日で迎えたチャンピオンズリーグ(CL)第3節でシャフタールと対戦。FWフェラン・トーレスとMFフェルミン・ロペスの得点で2-1の勝利を収め、公式戦無敗を継続したまま、28日に行われるラ・リーガ第11節レアル・マドリード戦に臨むことになった。
MFフレンキー・デ・ヨングやFWロベルト・レヴァンドフスキなど負傷離脱者が相次ぎ、シャフタール戦のベンチメンバーには6人のカンテラーノを入れたバルセロナ。28日の“エル・クラシコ”にも中2日で臨むことになるが、シャビ監督は「クラシコには100パーセントの状態で臨む。本当は休息をとって今日の勝利を楽しむ必要があるけど、それを一旦横に置いて、クラシコに集中しなければならない。出場時間の多い選手もいる。(先週末の)アスレティックは我々に多くのことを要求してきた」と披瀝。続けて「肉体的、精神的なレベルは、グループにとって重要なこと。我々は誰にも強制するつもりはないから、様子を見ることになるだろう。みんなプレーしたがっているが、100パーセントでなければならない」とコンディション面を重視した選手起用を示唆した。
そんな台所事情のなかで、チームを支えているのがMFフェルミン・ロペスやFWマルク・ギウといったカンテラーノだ。特に、シャフタール戦でゴラッソを決め、マン・オブ・ザ・マッチにも輝いたMFフェルミン・ロペスを高く評価した同指揮官は「土曜日にどうなるか見てみよう。彼はとても重要な選手であり、何より彼自身がそう感じとっているなら…ダイナミックで、ペナルティエリア外からもシュートを撃てる。これからも重要な選手で在り続けるだろろ。彼にはとても満足しているよ」と期待を寄せた。
またシャビ監督は、無意味な緊張感を生むことを嫌厭。バルセロナのクラブ幹部がレアル・マドリードに所属するFWヴィニシウス・ジュニオールを侮辱する旨の内容をSNS上に投稿したことについては「彼が投稿を削除したのなら、それには何か意味がある。私は以前、尊敬と相互称賛が込められたクラシコが好きだと言った。このように緊張を煽るような人間にはなりたくない」と口にしつつ、「フロレンティーノ・ペレス会長がこの一件に対する抗議で貴賓席に来ないことについて? その質問について私が答えようものなら、それは緊張を生み出す行為に等しいものだ」と信念に則り、発言を避けている。
1929年に開幕したラ・リーガでの通算試合数が、アスレティック・ビルバオとレアル・マドリードと並んで『3000』に到達したバルセロナ。これまでラ・リーガを牽引してきた両者にとって通算3001試合目となる第11節の“エル・クラシコ”はどちらに軍配が上がるのだろうか。
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