そして、決議案の採決の結果、アラブ諸国やロシア、中国、フランスなど121か国が賛成、アメリカやイスラエルなど14か国が反対、日本やイギリスなど44か国が棄権し、棄権と無投票を除く3分の2以上の賛成で決議が採択されると、会場では拍手が上がりました。
国連総会の決議に法的拘束力はありませんが、国際社会の総意を示すものとされ、地上侵攻の準備を進めるイスラエルに対して一定の圧力となるとみられます。
一方で、反対や棄権、無投票などにまわったのはおよそ70か国にのぼり、パレスチナ問題をめぐる国際社会の分断も浮き彫りになりました。
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