◇メジャー第2戦◇全米プロゴルフ選手権 2日目(19日)◇オークヒルCC(ニューヨーク州)◇7394yd(パー70)
松山英樹と予選ラウンドを同組で回ったキャメロン・ヤングが、うっかりミスで2罰打を受けた。前半16番、60㎝のパーパットを誤所からプレー。前ホールまでに3バーディ(1ボギー)とスコアを伸ばした直後にダブルボギーが記録された。
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もうひとりの同伴競技者だったトミー・フリートウッド(イングランド)のパットを邪魔しないよう、ヤングは同じライン上にあった自身のボールマーカーを動かしていたが、戻し忘れてその地点からストロークした。ゴルフ規則(15.3c)により一般の罰を受けた。
ボールマーカーを動かすようリクエストしたフリートウッドは「僕にも責任がある。いつもなら『戻してね』と言うんだけど…」と申し訳なさそうにコメント。ヤングは同ラウンドを「75」で回り通算9オーバーで予選落ちした。
■ ゴルフ規則15.3c
プレーの援助となる、または障害となるボールマーカー
ボールマーカーがプレーの援助となる場合、または障害となる場合、プレーヤーは次のことができる:
・そのボールマーカーが自分のものである場合は、援助または障害とならない場所にそのボールマーカーを動かす。
・そのボールマーカーが別のプレーヤーのものである場合、規則15.3aや規則15.3bに基づいてプレーヤーが球の拾い上げを要求できるのと同じ理由で、そのプレーヤーにそのボールマーカーを援助または障害とならない場所に動かすことを要請する。
ボールマーカーは元の箇所から計測(例えば、1または複数のクラブヘッドレングス)した援助または障害とならない新しい箇所に動かさなければならない。
そのボールマーカーを元に戻す場合、プレーヤーは新しい箇所から計測して、そのボールマーカーを援助または障害とならない場所に動かす際に使った逆の手順を行うことによって、そのボールマーカーを元に戻すべきである。
規則15.3の違反の罰:一般の罰。
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