立憲民主党は、4月の衆参の補欠選挙で議席を獲得できなかったことを受けて両院議員懇談会を開き、泉代表は、次の衆議院選挙で150議席を獲得できなければ代表を辞任する考えを示しました。
立憲民主党は、議席を獲得できなかった先月の衆参5つの補欠選挙の敗因を検証するため、10日夜、両院議員懇談会を開き、100人あまりの議員が出席しました。
冒頭、泉代表は「補欠選挙で負けたことは克服しなければならない課題だ。衆議院の解散・総選挙がいつになるかわからない状況で、党の足らないところを強化させていきたい」と述べました。
懇談会は、およそ2時間半行われ、岡田幹事長が、次の衆議院選挙では200以上の小選挙区で候補者の擁立を目指す方針を示しました。
これに対し出席者からは、党としてやりたいことをはっきり発信してほしいといった要望や、統一地方選挙で躍進した日本維新の会とは立ち位置が異なることを明確に打ち出すべきだという意見が出されました。
また、泉代表に対して、目標を掲げて進退をかけるぐらいの意気込みを見せてほしいといった指摘が出されました。
これに対し、泉代表は「次の衆議院選挙で150を下回るようなことがあれば、私はこの立場ではない」と述べ、150議席を獲得できなければ代表を辞任する考えを示しました。
立民 蓮舫氏「一番変えなければいけないのは泉代表の認識」
立憲民主党の蓮舫・参議院議員は、記者団に対し「泉代表の指示が去年の参議院選挙での党勢拡大につながっておらず、今回の衆参の補欠選挙でも成果や結果が出なかった。一番変えなければいけないのは泉代表の認識で、何をやりたくて何を発信したいのか、しっかり考えてほしい」と述べました。
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