世界野球ソフト連盟「ＷＢＣは国際的な野球の力を示した」 フラッカリ会長「よくやったと言わなければならない」 - サンスポ

リカルド・フラッカリＷＢＳＣ会長

世界野球ソフトボール連盟（ＷＢＳＣ）は２４日（日本時間２５日）、オンラインで理事会を開催。日本が３大会ぶりの世界一に輝いたワールド・ベースボール・クラシック（ＷＢＣ）を総括した。

ＷＢＣはＭＬＢ機構とＭＬＢ選手会の主催大会で、ＷＢＳＣが管轄する大会ではないが「ＷＢＣの成功を歓迎するとともに、世界中の視聴者に国際試合の重要性を示した。また、ＷＢＳＣとＭＬＢのパートナーシップの強固さを示すこともできた」とＷＢＣを大成功と位置付けた。

１試合あたりの入場者数は２万５２７５人で大会通算で入場者の合計は１３０万人。２０１７年の前回大会からは２０％増と大幅に向上した。初出場のチェコの試合が同国初の野球中継としてテレビ中継されるなど、同連盟のまとめでは１６３の国と地域で放映され、１３言語で放送されたという。

同連盟のフラッカリ会長は「よくやったと言わなければならない。素晴らしい大会を開催してくれたＭＬＢに感謝する。私たちのＭＬＢとの関係はこれまでにないほど強固なものであり、この大会の実施において彼らをサポートできることを嬉しく思います」と大会の成功を祝福。

決勝戦の幕切れが大谷とトラウトによるエンゼルスの同僚対決だったことについて「国際大会を前進させようとする彼らの意欲があったからこそ実現したもの。彼らの努力のおかげで、スポーツの歴史の中で確実に象徴的な瞬間を目の当たりにすることができた」と参加選手に対する感謝の意も述べた。

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