松山地方検察庁の検事正に新たに着任した山口敬之氏が記者会見を開き、「県民のみなさまが思い描くままに生活できる社会を守り、犯罪を正していきたい」と抱負を語りました。
山口氏は神奈川県出身の５４歳。
水戸地方検察庁と札幌地方検察庁の次席検事や最高検察庁の検事などを経て１３日付けで松山地方検察庁の検事正に着任しました。
山口検事正は記者会見で「検事正として地検の職員とともに県民のみなさま１人１人が思い描くままに生活を営むことができる道理にかなった社会を守るため犯罪という理不尽を正していきたい」と抱負を語りました。
また、検察官を志したのは大学時代の授業で検事の話を聞いたことがきっかけだったということで「検察庁という組織が正義を実現するという目的や理想に何の迷いもなく情熱を傾ける職場だと思った」と述べました。
そして、仕事をするうえで学んだことや心がけていることを問われ「真実は証拠の１つ２つを見て簡単にわかるものではないので検察は謙虚でなければならず虚心坦懐に相手の話を聞かなければならない」と述べました。
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