今回、3人は、2幕構成の各シーンを分担して演出を手掛け、全体の統括的な役回りを光一が担当。『ジャニーズ・ハッピーニューイヤー・アイランド』(2018)でジャニー喜多川さんと共同で演出を手掛けた東山は「戦争」をテーマにしたブロックを、ライフルを使ったダンスやウクライナ戦争で再注目されたSMAPの名曲「Triangle」などを盛り込み進化。さらに、2幕ではジャニーズスーパーヒット曲を新たなパフォーマンスで魅せた。 さらに、Jr.たちへ基礎的なトレーニングも実施。けいこ自体も例年の倍の2ヶ月ほどを要し、レッスンの1時間前に集合してレッスンの前のレッスンもしたそう。高橋優斗(※高=はしごだか)は「リハのリハが一番きつかった。発声もあったりストレッチとか。腹筋も。でもその代わり体変わりました」と驚き。岩崎大昇(※崎=たつさき)は「積み重ねていくと、きのうより柔らかくなってる、って」と効果を実感した。
すると高橋は「僕はダンス苦手なんですけど初日で東山さんにロックオンされて。『優斗、ポイント』って」と東山のものまねをすれば、猪狩蒼弥も「1公演目の後に東山さんがきて『優斗、合格』って」とさらにものまね。今度は内村颯太が「東山さんにアドバイスを聞きに行ったら『体から光を出せ』って言われました」といい、ヴァサイェガ渉は「靴脱いでって言われて脱いだら…。『光を出す』」とポーズ付きで再現すると、ものまね連発するメンバーに川崎皇輝(崎=たつさき)は「東山さんがいらっしゃらないから好き勝手やってません?」と首をかしげていた。
このほか、堂本光一はジャニーさんが愛した舞台『PLAYZONE』『Endless SHOCK』『DREAM BOYS』『ジャニーズ伝説』など名場面をメドレーで構成。さらに殺陣のけいこも担当。那須雄登は「光一くんが剣を持って教えてくださり、それにみんな引っ張られる形で、基礎トレの構えから、何十回もリハーサルを重ねた。今でも息が上がるくらい。剣を初日に折っちゃって。1人だけナイフみたいになっちゃった。その後も刀が必要で…。目の前にガリ(猪狩)さんいる。刀転がってる。もらっちゃおって」とハプニングも明かしてその場を盛り上げる。 また光一が作詞・プロデュースを手掛けた新テーマ曲「天からの手紙」に浮所飛貴は「一番は目線を上にあげたり、二番は教えられたことを自分たちの中で感じながら歌う、と。作詞した側の気持ちを教えてくださり僕らも入り込みやすいですし、今後も舞台とかジャニーズで歌いついでいく曲なんじゃないかな」と強い思い入れを明かした。 そして、多忙な社長業と並行して、舞台演出に初挑戦した井ノ原は全キャストと面談し、1幕ラストの芝居を担当。メンバーともすっかり打ち解けたのか“イノッチ”と呼ばれる井ノ原について橋本涼は「今年始まって一番最初に怒られたのはイノッチ。せりふを1個飛ばして楽屋でマジな顔で怒られて。本当にイノッチ、すいませんでした!」と公開謝罪。 さらに2幕終盤の3グループの新曲をそれぞれプロデュース。HiHi Jetsは「NEVER STOP -DREAMING-」、美 少年は「吉吉 Bang!Bang!」、少年忍者「Journey Must Go On」が誕生した。浮所は「リハーサルの時から、みなさんお忙しいのに顔を出してくれたり、本番前に『おはよう、頑張って』って井ノ原さんが来てくださって。僕らを元気づけてくれるので助かってます」と笑顔をみせていた。さらに今回の見どころとして振り付けに屋良朝幸、五関晃一(A.B.C-Z)、岩本照(Snow Man)が参加。少年忍者・12人での「硝子の少年」は岩本が手掛けており、川崎は「(岩本と)『SASUKE』でお世話になっている安嶋(秀生)経由で、アドバイスをいただきながら完成度を高めているのでぜひ、そこもみていただけたら」とアピールしていた。
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