みなさま、あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
2023年、日本サッカー界は去年からの盛り上がりを必ずつなげなければなりません。代表チームに関して言えば、ベテランでチームを去る選手が何人か出てくるでしょうが、若い主力選手もたくさんいますから、チーム力が劇的に下がることはないと思っています。11月には早速次のワールドカップ予選が始まりますので、どう進歩していくか楽しみです。
一方で、僕は今年必ず取り組まなければいけない課題があると思っています。それは代表チームのメンバー構成を考えると明らかです。
日本代表を構成するのは、海外組と帰国組が大半。2022年カタールワールドカップのメンバーでは、海外でプレーしたことのない純国内組は谷口彰悟、山根視来、相馬勇気、町野修斗の4人だけでした。
この構成の中で、僕は国内組の占める割合が増えなければいけないと思っています。最も身近に観察できるJリーグで選手の強化を図れることが大切なのです。
そのためにはどうするか。Jリーグ全体ののスピードと強度を挙げなければいけません。ワールドカップのあの激しい戦いを見た後にJリーグを見て、「物足りない」ということになってはいけないのです。世界と戦うためのインテンシティをJリーグで身につけられるようにならないと、日本代表が火を付けたサッカー熱は冷めかねません。
もっとも、Jリーガーはみんなワールドカップの戦いを見て刺激を受けていることでしょう。そしてそこでもらったパワーをすべてJリーグにぶつけてほしいと思います。そうすれば魅力的でたくさんの観客を呼べるJリーグになっていくと信じています。
(撮影:岸本勉/PICSPORT)からの記事と詳細 ( 【前園真聖コラム】第436回「2023年日本サッカー界が必ずやら ... - livedoor )
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