来年春の統一地方選挙まで半年を切る中、与野党は22日も道内でそれぞれ会合を開くなど選挙準備を加速させています。
道議会議員選挙で前回、単独過半数を確保した自民党は定員が増えた恵庭市などで新人を擁立し、議席増を目指す方針です。
一方、前回、選挙前から2議席増やした立憲民主党は空白区への候補擁立を進め、勢力の拡大を目指すことにしています。
22日に開かれた自民党道連の政治資金パーティーには党の遠藤総務会長や道連所属の議員のほか経済団体トップや鈴木知事らが出席しました。
党道連の伊東良孝会長はあいさつで「エネルギーが燃油や石炭をはじめとして非常に高騰しており、みんなで知恵を出し、政策を動員していかなければならない極めて重要な年になっている。一方で旧統一教会の問題も出てきているところで、これらを克服していかなければならない」と述べました。
道議会議員選挙で前回、単独過半数を確保した自民党はベテランが引退する選挙区のほか、定員が増えた恵庭市や空白区の北広島市にも新人を擁立し、議席増を目指す方針です。
一方、立憲民主党道連は常任幹事会を開き、党道連の幹部らが道議会議員選挙での候補擁立に向けた対応などを協議しました。
党道連の逢坂誠二代表はあいさつで「物価高がとんでもない状況になっているのに、まだ補正予算案も出されておらず、政府は指示が遅すぎる。家計に直接作用する対策をやらなければならない。旧統一教会の問題はもう底なしの状態と言ってよく、政治の不信を増幅させている」と述べました。
前回、選挙前から2議席増やした立憲民主党は議席を失った小樽市などでの失地回復を図るとともに、空白区への候補擁立も進め、勢力の拡大を目指すことにしています。
来年春の統一地方選挙は、前半の4月9日に知事選挙と道議会議員選挙、札幌市の市長選挙と市議会議員選挙が、後半の23日にはそのほかの市町村長選挙や議員の選挙が行われる見通しです。
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