今月から最低賃金が改定され、四国4県では、いずれの県でも過去最大の引き上げ額となります。
最低賃金は、企業が労働者に最低限支払わなければならない賃金で、都道府県ごとに定期的に改定が行われています。
厚生労働省などによりますと、今年度の改定では、今月から四国のすべての県で引き上げられ、引き上げ額は、最低賃金が時給で示されるようになった2002年度以降で、最も大きくなります。
県別に見ますと、香川県では1日から30円引き上げられて時給878円となったほか、愛媛県では5日から32円引き上げられて853円になります。
また徳島県では、今月6日から31円引き上げられて855円に、高知県では今月9日から33円引き上げられて853円になります。
最低賃金が引き上げられると、働く人にとっては賃金のアップにつながる可能性が広がる一方、原材料価格の高騰などで厳しい経営が続く中小企業などにとっては負担が増すことになることから、厚生労働省は「影響を受ける中小企業などを対象にした『業務改善助成金』などの支援制度も設けているので、活用してほしい」と呼びかけています。
からの記事と詳細 ( 今月から最低賃金改定 四国4県は過去最大の引き上げ額に|NHK 香川県のニュース - nhk.or.jp )
https://ift.tt/4C3NRrk
No comments:
Post a Comment